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気負わず楽しむ、陶器絵付けの教室です。
2020-07-01

スペインタイルの制作過程④(大型作品:オリジナルメニューボード制作中)

こんにちは、山岡ルイです^^

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コロナの影響で、2月以来ストップしていた大型作品(スペインバルのメニューボード)の制作。6月に入ってやっと再開できました!

絵付けがやっと終わりましたので、窯入れ前の写真でお伝えしますね(あ、絵付けが終わったと言っても、一度焼いてから修正することもあります)。

⑨続き:ラインを入れる/文字を書く

前回は最後の文字入れ段階で終わっていました。

左がデザイン画、右がタイルです。

書き入れていなかった文字をどんどん書いていきます。やっぱりaとかdとかの跳ね上げる文字は書くのが難しい…

⑩最終仕上げ

文字をすべて書き入れ、最終仕上げへ!

文字を書き入れたあと、先生から「古っぽい感じを出すために、周囲を色付けしてみたら?」とアドバイスをいただき、そうしてみました。どうでしょう、場末のバル感、出ているでしょうか(場末のバル感って何だ)。

モヤッとした雰囲気を出すために薄い黄色で周囲を色付けしたのですが、もう少し「古っぽさ」が欲しいところ。そこで、マンガンの粉も追加で振りかけてみることにしました。どんどん大胆になっていくわ(笑)

分かりづらいかもしれませんが、右下などに撒かれているこげちゃの粒々がマンガンです。

マンガンの粉をかけると、古くなったタイル特有の汚れ感が出るんです。より「古いタイル」の雰囲気に近づけていきます。

周囲にマンガンを振りかけたあと。

どうでしょうか。ちょっと古ぼけた感じが出てきたかな?と思います。

このあと一度窯で焼いて、焼き上がりの様子を見ながら、必要であれば修正を加えてもう一度焼きます。

大型のタイルを作るときは、最初のデザイン作り→デザイン画作成→タイルに絵付け→修正etc、工程が多くなります。その分、完成したときの達成感が大きいですね^^

7月中には完成形をお披露目できるかと思います!額縁もオーダーしたので、今から楽しみです。

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