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気負わず楽しむ、陶器絵付けの教室です。
2020-07-15

スペインタイルの制作過程⑤(大型作品:オリジナルメニューボード完成!)

こんにちは、山岡ルイです^^

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連載を続けていた「スペインタイルのメニューボード」。残すは焼成と、必要であれば修正作業だけでした。焼成が終了した段階で、教室の先生から興奮気味に写真付きのメールをいただきました^^とても綺麗に焼成できていたとのことで、真っ先に教えてくださったんです!嬉しい〜(涙)

完成した作品がこちらです!

じゃーん!

長い時間をかけて完成した大型タイル絵。感動もひとしおです。焼成前と比べてみると…

(左が焼成前・右が焼成後の写真です)

こんなに色鮮やかに変わるのです^^面白いですよね!細かなところをアップでお見せしたいと思います。たくさんの食べ物が載ったカゴはこうなりました。

(左が焼成前・右が焼成後の写真です)

きれいに発色して、より食べ物らしく・美味しそうに(!?)なりました。スペインタイルらしい明るい雰囲気が出ています。

(※左が焼成前・右が焼成後の写真です)

古い印象を出すために、マンガンの粉を振りかけた部分のアップです。茶色い点々とした部分がマンガンですが、狙い通り、長い年月が経っているような雰囲気が出ていると思います。大満足◎

もともと、苦手な「文字」を克服するために選んだのがメニューボードという題材でした。屋台風・居酒屋風の書き殴ったような書体に助けられ、ちょっとミスしてしまった文字も躍動感があるとポジティブに捉えられる出来かなと思います。清書したような、きっちりした文字を書くには修行が必要そう^^;

ところどころ下地の釉薬が薄くなっている部分はありますが、特に修正の必要はなく、完成となりました!今は専用の額縁をオーダーしているので、額縁にはめたときの写真はまた後日アップしますね。

※追記:額装しました!

オーダーしていた額縁に入れた写真です^^

もう断然、完成度が上がって見えますね。額縁効果です(笑)

お化粧でいうところのアイラインが、タイルにとっての額縁です。キリッとした境界線ができ、作品が一段と映えて見えます。気持ち的にも「大事にしていこう!」と思えるので、これは!という自信作はぜひ額装してみてください^^

こぼれ話

制作中、周りで制作されている方たちから「レストランをやってらっしゃるの?」と聞かれたこの作品(笑)私と同じくらい制作状況を楽しみに見てくださる方もいて、時間はかかりましたが、とても楽しい作業でした。大きな作品は出来上がるまでに時間がかかるものですが、出来上がったときの喜びもまた格別ですね。

記憶に残る作品になりました。

長く続いた連載も、これにて一旦終了です^^更新を楽しみに待っていてくださった皆さん、ありがとうございました!

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