2022-01-09

【素材選びのコツ】“そもそも何に絵付けできるのですか？”

こんにちは、ホームポーセリンアート講師の山岡ルイです＾＾

先日のブログでお願いしたアンケート、ご回答をいただいた皆様、ありがとうございます！いただいたご意見やご質問は、絵付け未経験・初心者さん向けのビギナーコース（仮）作成の参考にさせていただきます。

さて、アンケートに答えてくださった方には「絵付けに興味があるけど、何となく最初の一歩を踏み出せない」という方が多いような印象を受けました＾＾

分かる分かるー！（笑）

ご回答をまとめていると、私自身、説明が足りないままだったなぁと反省することが多く、今まで以上に「懇切丁寧なブログ運営」を心に誓ったのですが（笑）、いただいた質問のうち、今日はこちらについて解説しようと思います。

そもそも、何に絵付けできるのですか？

絵付けは何となく気になっているけれど、「具体的に」「何に（どんなものに）」絵付けするのですか？という質問です。確かに、ここが明確じゃないと、「絵付けしてみよう！」とならないですよね（＾＾；）

結論としては「陶器」「磁器」全般、ガラスなどにも絵付け可能です。

ただ、言葉で説明してもいまいちピンとこないと思いますので、こんな写真を撮ってみました＾＾

写真に写っているものは、すべて素材が「陶器」「磁器」または「ガラス」の雑貨類です。ビギナーコース作成にあたり、資材調達のため無印良品に行ったのですが、サンプル作りによさそうな品をまとめて購入してきました。

この写真に写っているものはすべてポーセレン150で絵付け＆家庭用オーブンレンジで焼き付けが可能なものになります。

※ディスペンサーのポンプヘッド部分はプラスチック製なので、絵付けも焼き付けもできません。

陶器や磁器、ガラス製の商品は沢山ありますが、実に多種多様なものに絵付けできることがお分かりいただけるかと思います。商品タグやシールに「陶器」「磁器」「白磁」「ボーンチャイナ」と書かれているものはほぼすべて絵付けの対象と言って問題ありません。

陶器といえば食器類が真っ先に思い浮かびますが、フレグランストレイ（お香立て）や調味料入れなんて、意外なものにも絵付けできるんですよ＾＾

また、絵付けするものに色がついていても問題ありません。白やアイボリーだけでなく、お好きな色の陶磁器に絵付けをして楽しむことができます。

絵付けできない陶磁器について

“ほぼすべての陶磁器に絵付けできますよ”と説明しましたが、例外があります。例えば、

・金彩（金）を使っているもの

・陶器に別素材（木材等）が接着されているもの

こうしたものは、オーブンレンジで加熱できないので、絵付けすることができません。オーブン加熱により発火することがあるからです。思わぬ事故につながりかねませんから、避けてくださいね。

【余談】無印良品は身近で手頃な宝の山！

余談ですが、先ほどの写真に写っている商品。

こちら総額で大体4,000円くらいです。金銭感覚は人それぞれですが、かなりお手頃価格な商品が多いのでは？と感じます。

例えば、絵付けを前提に売られている「ポーセラーツ製品」は、お皿1枚で1,000円前後するなんてことも珍しくないですし、実店舗で購入するのは（店舗数の関係上）結構大変。

その点、無印良品は店舗数が多く、価格も抑えめなので、サッと購入できて買い足しがしやすいというメリットがあります。絵付けに慣れるまでの練習用としても、絵付けに慣れてきた頃の買い足し用にもなるって、いいですよね＾＾

無印良品について書いた別の記事がありますので、よければこちらも読んでみてください♪

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【素材選びのコツ】無印良品は絵付けの素材探しにぴったりです！

最後に。

今回は、アンケートでいただいた「そもそも、何に絵付けできるのか分からない」というご質問に答えてみました。陶器や磁器は、私たちの生活に密着したとても身近な素材です。商品を手に取ったとき「これにも絵付けできるかな？」という視点で見てみてください。きっと、新しい陶磁器の楽しみ方が広がりますよ＾＾最後までお読みいただき、ありがとうございました。