【豆知識】山岡のお道具箱(絵付け道具の収納はワイヤーバスケットで解決!)
こんにちは、ホームポーセリンアート講師の山岡ルイです^^
pebeoポーセレン150を使った陶器絵付けに役立つ情報をお伝えしています。
今日は「山岡のお道具箱」がテーマです(笑)
私は、普段家で絵付けするにあたり、絵付けの道具類をこのようなカゴにいれて収納しています。
このカゴを仮に「お道具箱」と名付け、この形に落ち着いた理由などを紹介させてもらいますね^^
道具箱公開のワケ
どうしてこのようなテーマでブログを書こうと思ったかというと、私個人の「絵付け事情」にあります。
絵付け場所が日々変わる方へのヒント
専用のアトリエや自室を持っている方は良いとして、私のように普通の主婦・普通の家に住んでいる者にとっては、落ち着いて絵付けできる場所が日々移り変わります(笑)
昨日はダイニングテーブル、今日はパソコン机の空いたスペース、もしくは子どもを寝かしつけたあとの寝室のサイドテーブル、時にはキッチンの作業台の上で作業するなんてことも…(苦笑)
その時の状況に合わせ道具を移動させるには、道具類を一度に持ち運べる取っ手付きのカゴがベストとの結論にいたったわけです。
道具を広げて「いざ絵付け!」と思ったら、家族が帰宅して急に移動しなくてはいけなくなった時など、とりあえずカゴに全部の道具を投げ入れて(笑)そそくさと退散。次なる安住の地へと向かいます(^^;
住宅事情は人それぞれですが、私のように作業場所が決まっていない方へのヒントになればとっても嬉しいです♪
収納のヒント
絵付けの道具は、形状や大きさがバラバラ。それぞれ保管場所を別々に設けていると、いざ使おうとなったときに道具を大集合させる手間が発生しますよね。
私も以前は道具をバラバラに収納していたのですが「あれはどこにしまったかな?」「絵付け道具以外のものと混在していて、すぐに取り出せない!」とストレスを抱えたものです(^^;
いっそのこと1つのカゴにまとめてみようと試したところ、「絵付け道具一式」として分かりやすくなり、ものを探したり集めたりするストレスが無くなりました。
また、普段このカゴはクローゼットに収納しているのですが、カゴ1つ分のスペースを確保すればよいので、道具をバラバラに保管するより結果的に省スペース化できたように思います。
人の道具箱の中を見たい欲(笑)
これは私の個人的な好みなのですが…(笑)、「人の作業スペース」をのぞき見できる楽しさってありませんか?絵付けに限らず、ネイル好きな人の作業机、アクセサリーを手作りする人の作業箱の中身など、「裏側」を知れる機会が個人的にとても好きなのです(笑)
雑誌で「◯◯さんのバッグの中身を公開!」みたいな特集があると、じっくり読んじゃうの(笑)
人様の作業机やバッグの中身ほど魅力的ではないかもしれませんが、私のお道具箱も公開してみよう!と、今回の記事にいたりました。
道具箱のサイズ
私が使っているお道具箱はアイアン製のカゴです。
サイズは【縦28cm × 横40cm × 高さ20cm】で、スーパーのカゴより一回りくらい小さいサイズ感。
楽天市場で購入しました^^(今見たところ、売り切れ中のようです;)
私はシェアスペースを借りてレッスンをする関係上、道具を運搬するので、持ち運びに無理のないサイズを選びましたが、結果的に家での収納スペースも小さく抑えられたように思います。
道具箱に入っているもの
次に、お道具箱に収納している道具類をまとめます。
ペベオ ポーセレン150シリーズ
言わずもがな、絵の具類です。ボトルタイプの絵の具はすべて無印良品のボックスに収納しています。
ボトルが逆さになっているのは絵の具の分離で使いづらくなるのを防ぐためです。また、ボトルの裏に貼ってあるのは絵の具の色番号になります。それぞれの理由について別記事がありますから、よければこちらもお読みください♪
アウトライナーなどチューブタイプの絵の具などは、まとめて小さな箱に納めています。アウトライナーの使い始めや根詰まり解消時に使う安全ピンもまとめて収納しておけば、すぐに使えて便利ですよ。
いただきもののお菓子が入っていた箱が可愛かったので、収納箱として使っています^^
筆&筆洗い
次に、筆と筆洗いです。筆は何本も持っていますが、スタメンは小さい丸筆ですね。筆洗いは100円ショップで購入した小さなコップを活用しています^^
ウェットティッシュ
筆を洗ったとき、絵付けでミスったとき、作業机を拭くとき、あらゆる場面で活躍するウェットティッシュ。普通のティッシュも使いますが、絵の具を拭き取るときにはやはり湿っていたほうが綺麗に絵の具を除去できます。
竹串
これも必須アイテム!竹串です。つまようじを使うときもありますが、持ち手の長い竹串の方が扱いやすさの点で優秀だと思います。
デザインノート
絵付けのデザインを作るときには、もう何年もこのノートを愛用。コクヨの「Campus A4(方眼紙)」です。様々なサイズのデザイン作りに対応できる大きさ・罫線の薄さなど、どれを取っても使いやすく、デザイン用はこのノート一択です!
デザインノートについて熱く語った記事もあるくらい愛してやまないのですが…もし興味があれば読んでみてね(笑)
カーボン紙
フリーハンドの絵付けをのぞき、必ず使うカーボン紙。カーボン紙は消耗度が低いので、一度束で購入すれば冗談抜きで10年以上持つのではないでしょうか?
トレーシングペーパー
デザインを陶器に転写するとき、カーボン紙とセットで使うトレーシングペーパーも必須ですよね^^私はA4サイズのものを使っています。紙質は、柔らかすぎると使いづらく、硬すぎると曲面に転写する際に紙が曲がらず不便です。
すべり止めシート
陶器に絵付けするとき(or乾燥させるとき)のすべり止めに、固い絵の具ボトルの蓋を開けるときにと、様々な場面で使うすべり止めシート。柔らかくて折り曲がるので、適当に折ってボックスの隙間に押し込んでいます(笑)100円ショップやホームセンターで購入可能ですよ。
こちらのシートについても、活用方法を別にまとめた記事があるので、よければ読んでみてください^^
色見本
絵の具の発色を確認したいときや配色を考えるとき、いちいちボトルから色を探さなくても色見本があれば ひとめでお目当ての色を見つけられます。
私はもうそれぞれの色味を覚えてしまっていますが、新色を購入した際にはやはり色見本に追加しておくのが安心だと思います^^
片口の容器
片方が注ぎ口のように すぼまっている、左右非対称の小さな容器(陶器製)です。100円ショップで購入しました。
・一気に広い面積を塗りたいときに片口容器に絵の具を注ぎ、絵の具をたらして絵付けしたり、
・混色する際のパレットにしたり、
てのひらで包めてしまうサイズの片口は意外と便利に使えます。逆に大きすぎると、中に入れた絵の具がすぐに乾いてしまうので注意です!
その他文房具類
ボールペンや定規、消しゴム、マスキングテープなど、細々した文房具類はムーミンのポーチに何でも突っ込んでいます!結局、ササッと仮片付けするときには何でも放り込めるケースが一番便利ですよね(笑)
雑誌の付録のポーチだけれど、大きめのサイズとしっかりした作りで、長く愛用中です^^
道具箱の選び方(注意点など)
さて、山岡のお道具箱とその中身をご紹介してきましたが、「自分も絵付け道具をひとまとめにできる箱やカゴを買いたい!」というときに気をつけていただきたいポイントが3つあります。
①収納可能なサイズ感
お道具箱は、常に床に直置きでOKという場合を除き、普段は棚やクローゼットに収納しますよね。想定している収納場所の面積と、購入予定の道具箱の大きさが一致しているか、あらかじめ確かめましょう。
道具箱が大きすぎると収納しづらいばかりか、中にたくさんものを入れられるので結果的に重くなる&出し入れが億劫になります(^^;
偉そうに言いましたが、私は先に道具箱を購入して、後から道具箱に合わせてクローゼット内を整理したタイプです(苦笑)
②道具箱本体が軽い
道具箱はシンプルな作りで、なるべく軽いものを選ぶといいと思います。
絵付けする度に重い道具箱を「どっこいしょ」と取り出すのは段々と気が滅入ってくるものです。しかも中に絵付け道具が詰まっていて更に重たくなるでしょうから、なおさら絵付けから遠のいてしまう…なんて悲しい事態は避けたいですよね(;;)
③中身が落下しない
私は、今使っている道具箱の見た目も使いやすさも気に入っていますが、ひとつだけ欠点を挙げるとするならば、角(コーナー)部分が大きく開いていることです。
筆や文房具を無造作に入れると、この隙間からこぼれ出てしまうんですよね(汗)絵の具ボトルなども、そのまま入れておけば平気で落ちてしまいます(^^;
そのため、絵の具のボトルは必ずボックスに入れるなど落下しない工夫をし、道具箱の角には隙間から落ちようのない大きさのものを配置するようにしています。
陶器などの割れ物は置きません!
できれば角部分にもう1本、ワイヤーがあると完璧なのですが…うまく使えば対処できるので、今のところ買い替えの予定はありません^^
見落としがちな部分だと思うので、できれば角部分の隙間がない(or狭い)ものを選んでみてくださいね!
まとめ
絵付け歴が長くなってくると、いつの間にか絵付け関連の道具や荷物が増えてくるものです。絵付けしたいときにサッと道具が取り出せて、片付けたいときにはサッと撤収できる…これが理想ですよね^^
いや、本当の理想は、広~いアトリエがあることかな!?(笑)
・いよいよ絵付け道具が増えてきたぞ
・家族との共有スペースで絵付けをしていて、その都度 移動に困っている
そんな方はぜひ、お道具箱の導入を検討してみてくださいね^^
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