toggle
生活を彩るタイルアートの教室です。
2021-03-08

【前編】ペベオ「ポーセレン150」と無印良品「おえかきペン・陶磁器用」を組み合わせてタイル作り

こんにちは、ホームポーセリンアート講師の山岡ルイです^^

pebeoポーセレン150を使った陶器絵付けに役立つ情報をお伝えしています。

以前、無印良品の「おえかきペン・陶磁器用」を使用した感想をお伝えしました。

関連記事

このときから考えていたのが、ペベオ「ポーセレン150」と無印良品「おえかきペン」の併用でした。ペベオは自宅で気軽に絵付けするのにうってつけの道具ですが、無印のお絵かきペンを組み合わせることで、更に「自宅絵付け」の幅が広がるように思ったのです。

前編・後編に分けて、両者の併用の様子・感想をお伝えしますね!

ペベオ「ポーセレン150」と無印良品「おえかきペン」の併用時の注意点

ペベオ「ポーセレン150」と無印良品「おえかきペン」を併用するにあたり、一番気をつけるべきポイントは焼き付け温度の違いです。

ペベオ「ポーセレン150」は150度で35分

無印良品「おえかきペン」は230度で20分

ですから、焼き付け温度は無印「おえかきペン」の方が高くなります。つまり、ペベオと無印を同時に絵付けして焼き付けはできないということ。

ペベオの焼き付け温度に合わせて焼き付けすると無印の絵の具定着温度に達しませんし、無印の焼き付け温度に合わせるとペベオには温度が高すぎて色飛びする可能性があるからです。

また、無印「おえかきペン」は2度焼きが可能です。

赤枠部分にご注目!2度焼きが可能です。

逆に、ペベオは二度焼きすることで絵の具が退色・色飛びすることがあります。つまり、ペベオと無印を併用するとは、

【一度目の焼き付け】先に無印「おえかきペン」で絵付けして230度で焼き付け

【二度目の焼き付け】ペベオ「ポーセレン150」で絵付けして150度で焼き付け

という二段階の工程を踏むことになります。それぞれのツールの特性を踏まえた上で、オリジナルタイルを作ることにしました^^

ステップ①:無印「おえかきペン」で輪郭線を絵付け

無印良品「おえかきペン」は太字と細字がセットになっています。

個人的には「グレー系」「ベージュ系」の色が好きだったので、この細字を使って輪郭線を描くことにしました。

そしてデザインですが、私の大好きな「ハナミズキ」を選びました。販売品のラッピングにも使っているこちらの柄です↓

このラッピングペーパーは、ハナミズキのスタンプを紙に押して自作しているのですが、今回はそのスタンプをトレーシングペーパーに押し、タイルに転写することにしました。

トレーシングペーパーをテープでタイルに固定し、カーボン紙を挟んで転写します。

転写後がこちら。

このスタンプはかなり細かい線で描かれていますが、カーボンの転写はざっくりでOK。逆にあまり細かく描き込みすぎると、あとでカーボン線を消すのが大変になります。

次に、無印良品「おえかきペン」のグレー系のペンでカーボン線をなぞります。このとき見本としてハナミズキのスタンプ本体を見ながら、カーボンで転写していない線を描きたしていきました。

「おえかきペン」のグレーを使用

嬉しい誤算としては、「おえかきペン」でなぞった部分のカーボンが自然と消えてくれたことです。通常、ペベオ「ポーセレン150」の透明度が高い色を使うときには、下線となるカーボンが透けて見えてしまいます。そのため、カーボンの扱いには苦労するのですが、「おえかきペン」でカーボン線をなぞると、カーボン線が勝手に ぬぐわれてくれるのです。とはいえ、おそらく「おえかきペン」側にカーボンの粉が付着していると思われるので、裏紙などで定期的にペン先をならさないと、インクの出が悪くなることも分かりました。

ステップ②:乾燥後、オーブンで焼き付ける(一度目)

輪郭線を描き終わったら乾燥させ、一度オーブンで焼き付けます。このときの焼き付けは「230度・20分」です。

一度焼き付けたものがこちらです。

インクの色飛びもなく、きれいに焼き上がったと思います。このとき、残っているカーボン線があれば、指などで こすり取りましょう。

続いてペベオ「ポーセレン150」を使った絵付けに入りますが、その様子は【後編】でお伝えするとして、無印「おえかきペン」を本格的に使った感想をまとめたいと思います。

無印良品「おえかきペン」の良いところ

簡単な使用感をまとめた記事はこちらですが、今回本格的に「おえかきペン」を使ってみた感想をまとめます。まず良いところですが、

絵付けの段階でカーボン線が自然消滅してくれること

が挙げられます。これは、絵の具の方がカーボン線よりも強いというよりは、ペン先の硬さによってカーボンを こすり取っているという表現が正しいように思います。いずれにしても、カーボン線が消えてくれるのは嬉しいポイントです^^

無印良品「おえかきペン」の惜しいところ

次に、残念ながら「惜しい!」と思うポイントをまとめます。

①液だまりができる(マジック感がある)

②インク量が少ない?線がすぐにかすれる

③ペン先がつぶれ、シャープな線が出せなくなる

3つも挙げてしまってすみません…(^^;)順番に説明しますね。

①液だまりができる(マジック感がある)

これは前から気づいていたことですが、やはりマジック感・ペン感というか、液だまりができてしまいます。

線の描き始めや描き終わりに「ペンで描きました!」という感じの液だまりが発生。ペンのタッチによっては液だまりができないこともありますが、液だまりをゼロにするのは難しそうです。

②インク量が少ない?線がすぐにかすれる

絵付けの途中で焦ったのが、線がかすれてきてしまったことでした。10cm×10cmのタイルに絵付けしただけなのに、中盤くらいからインクの出が悪くなってきたのです。もしかしたらインク量が少ないのかもしれないし、下線のカーボンがペン先に付着し、うまくインクが出なくなったのかもしれません。

どちらが原因か分かりませんが、途中で何度もいらない紙にペン先を走らせ、インクの出を調整しなくてはいけませんでした。

③ペン先がつぶれ、シャープな線が出せなくなる

これは予想していましたが、絵付けを進めるにつれペン先がつぶれ、細くシャープな線が出しづらくなってきます。絵付けの最初と終わりとで、線の太さが若干変わってしまいました。

【後編】へ続く!

ここまで、無印良品「おえかきペン」を使った様子と感想をまとめました^^

一度焼き付けたあと、ペベオ「ポーセレン150」で絵付けし再焼き付けした様子は次の記事でご紹介しますね!

関連記事

本格的に絵付けを学びたい方へ

スタジオアートピースでは、自宅でも気軽に絵付けを楽しみたい方に向けたコースをご用意しています。ご興味のある方はバナーをクリックして詳細をご確認ください^^

公式LINE

お役立ち情報やワークショップのお知らせをいち早く配信しています。登録はこちらのバナーをクリック♪

絵付けに関するお役立ち情報を更新します!

当ブログでは、絵付けのテクニックだけでなく、絵付けする素材や使いやすい道具など、絵付けに関するお役立ち情報をコツコツ更新しています。

「こんなことを教えて欲しい」といったリクエストやご感想など、ぜひお声を聞かせてくださいね^^

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です