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気負わず楽しむ、陶器絵付けの教室です。
2019-12-30

ペベオを使った絵付けのプロセス③

こんにちは、山岡ルイです^^

前回・前々回とペベオを使った絵付けのプロセスを紹介してきました。説明の都合上、時系列になっていない紹介の仕方でしたので、最後に改めて流れに沿った手順を載せておきますね。

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①デザインを作成する

実寸大のデザインを作成します。お皿など、周囲をぐるっと回るデザインを作りたい&手書きでデザインをする場合は、写真のように一部分だけデザインを作るだけでOKです(1周分すべてを手書きしようとすると、デザインがずれるためです)。

②デザインをトレーシングペーパーに転写する

トレーシングペーパーにデザインを写しとります。

③絵付けしたいもの(お皿など)にデザインを転写する

絵付けしたいもの(お皿など)にデザインを写したトレーシングペーパーを乗せ、マスキングテープなどで固定します。カーボン紙(転写紙)を挟み、ボールペンなどでデザインを転写していきます。

デザインをすべて転写したところ。

④縁取り線を描く(ペベオ・アウトライナーで絵付けする)

チューブを押して出すタイプのペベオ アウトライナーを使って縁取り線を描いていきます。慣れるまではコントロールが難しい画材ですが、線がずれたと思ったら竹串やつまようじを使って修正していきましょう。

縁取り線がある程度乾いた段階で、カーボン紙で転写したときの線が露出している部分をこすって、線を消しておきます。

ペベオは透明度の高い絵の具なので、カーボン線が残っていると、絵付けしたときに線が透けてしまうため、絵付け前に消してしまうのが無難です。細かい部分は竹串などで消してもいいですし、指で撫でて消してもOK。

⑤ペベオで彩色する

ボトルタイプのペベオ(サラサラした液状タイプ)を筆に取り、好きな色で絵付けしていきます。

絵の具が乾いていれば、その上から違う色を乗せることもできます。今回はゴールドの線を付け足して、縁取り線と馴染むようにしてみました。

完成!

⑥乾燥・焼き付けする

ペベオは、焼き付け前に、完全に乾燥させなくてはいけません。特に縁取り線に使ったアウトライナーは乾燥に時間がかかり、3〜5日は放置しておくようメーカーに推奨されています。

乾燥後、家庭用オーブンで150度(予熱なし)・35分焼けば、絵の具が完全に定着して完成です。

慣れるまではコツのいる作業が多いですが、自宅でも簡単にチャレンジできる陶器の絵付け方法ですので、参考になりましたら嬉しいです^^

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