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気負わず楽しむ、陶器絵付けの教室です。
2024-05-07

【2024年4月20日配信インスタライブ】水彩技法で描くイチゴのプレート

山岡ルイのインスタグラムで、週に一度インスタライブを配信しています(^^)

絵付けの解説をしながら、視聴者さんからいただいた質問に答えて交流するというのがコンセプトです。絵付けの解説あり・おしゃべりありと、「まるでラジオを聞いているみたいで楽しい」というお声をいただいています(^^)

2024年4月20日回では、“水彩技法で描くイチゴのプレート”を解説しました!

本来、いちごの旬は1〜3月頃だそうですが、いちごと言えばスイーツを中心に「春の果物」というイメージが強いですよね(^^)フレッシュな香りや甘酸っぱい味が、この季節の雰囲気に合っている気がします。

さて、今回はフォロワーさんからリクエストをいただいたモチーフだったのですが、特に葉の描き方が知りたいというリクエスト内容でした。

それならばアウトラインをしっかり入れた描き方よりも、濃淡で葉や実の立体感を表現した方がいいだろうと、水彩技法で絵付けしましたよ。

立体感を表現したい時は、3〜4段階に分けて絵付けする

立体感を出し、より本物に近いタッチで絵付けする水彩技法は絵付けを段階分けして絵の具の濃さを上げていくという絵付け方法です。言葉で表現するより実物を見てもらった方がいいと思いますので、過去のブログから写真を引用しつつ、説明しますね。

昔絵付けした、こちらの葉っぱ柄で説明していきます。

先ほど書いた段階とは絵の具の濃さによって分けられます。

1段階目:最も薄い色(全体のベースになる色)

2段階目:1段階目より濃い色

3段階目:2段階目よりさらに濃い色。場合によっては3段階目で完成させる。

4段階目:最も濃い色。輪郭線も含まれる。

写真を見てもらうと分かるように、葉を一枚一枚完成させてから次の葉に取り掛かるのではなく、全体を薄く描く→色を濃くしながら全体的に濃くしていくという作業の繰り返しなのです。

こうやって全体を描く作業を繰り返しながら絵を完成させることで、絵全体の濃さ・トーンを合わせながら描き進めることができます。

一見、同じ作業の繰り返しでうんざりしてしまいそうですが(笑)、結果的に失敗の少ない描き方と言えます。

さて、今回絵付けしたいちごですが、葉も実も段階ごとに分けて絵付けを進めました。

光の当たっている部分は薄く、陰になる部分は濃くなるよう調整し、理想的な濃さまで段階を上げていきます。実は、1時間のインスタライブ中に描き終わらないというハプニングがあり(苦笑)、ライブアーカイブの中では完成品をお見せできないのですが、実のつやっとした感じや粒感をうまく表現できたと思います(^^)

絵付けの考え方として、葉は葉らしく・実は実らしく描くのが前提になります。葉であれば本物(写真でもOK)をよく観察して、葉脈の向きや葉の形を再現していきましょう。

世界各国で違う絵付けの技法

余談ですが、このように段階に分けて絵付けする方法は、私が学んだスペインの絵付け技法以外の技法でも採用されている方法のようです。以前、デンマークの絵付け体験レッスンを受けたのですが、やはり段階別に絵付けする方法でした。

では日本はどうなんだろう?と思っていたのですが、インスタライブをリアルタイム視聴してくださった日本の陶芸家の方曰く、日本では段階ごとに分ける絵付けではないそうです。

実は、超人気陶芸家の方が頻繁にライブに遊びに来てくださるんです。すごくない?(笑)

ということは、段階別の絵付け技法はヨーロッパに多い絵付け方法ということなのかな?と興味は尽きません。

国によって絵付け技法は違っても、そこには何か合理的な理由があって確立した技法のはず。私の残りの人生を使ったとしても世界中すべての技法を知ることはできないでしょうが、積極的に知る・学ぶ姿勢が絵付け人生をより豊かにしてくれるはずと思っています(^^)

絵付けの世界は奥深く、終わりのない世界ではありますが、これからも自分や生徒さんたちのために学び続けていこうと改めて思いました!

次回のインスタライブは「1つの柄を3パターンで描き分け」がテーマです♪

さて、次回のインスタライブは【2024年5月4日(土)22時】です!

※4/27(土)はイベント出店のためお休みさせてもらいました。

実はこのブログを書いている時点ですでに終わっているのですが(大汗)、山岡ルイのインスタグラムでアーカイブ視聴可能です!ぜひご覧ください(^^)

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