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気負わず楽しむ、陶器絵付けの教室です。
2019-12-20

毎日積み上げる。

こんにちは、山岡ルイです^^

また1週間が終わっていって、今年もあと10日程度で終わってしまうんですね。やり残したことを少しでも片付けて、まっさらな気持ちで新年を迎えたいものです。

今日は個人的な考え方の話をしたいと思います。

私はもともと、何かにコツコツ取り組むことが苦手でした。思い返してみて、部活に青春を捧げたとか、一生懸命勉強に取り組んだとか、そういう経験はほとんどないんですね。どちらかというと、結果だけ欲しいタイプでした(お恥ずかしい笑^^;)。結果が出るまで時間のかかるようなもの—世の中のものは大抵そうだとは思うのですが—に向き合うのが、本当に苦手だった。

母が厳しいタイプだったので、そのプレッシャーでなんだかんだ進めた幼少期・学生時代。当時は「いやだなぁ」と思っていたけれど、結局そのプレッシャーがなければ、もっと流されるように適当な人生になっていたと思います。

私が自分自身の意志で続けられたのは、本当にタイルアートだけなんですよね。

タイルアートを始めてもう10年かぁ。

芸術は終わりがない世界ですが、タイルアートを始めたばかりの下手っぴな頃も、もっともっと先を追求したいと思う今も、その時その時が楽しくて続けられています。

求める「成果」がいつ来るのか分からないし、逆に作品がひとつ出来上がるごとに「成果」を感じているようにも思いますが、

結局、毎日毎日、半紙のように薄い1枚の努力・進化を積み上げていくことでしか、先には進めないことは何となく感じるようになりました。

「積み上げる」

努力が苦手で、継続が苦手な私に、こんな考え方が身につくなんて思ってもいませんでしたが、年のせいもあるのか?(笑)、少し気持ちに余裕を持って考えられるようになったんです。

成長したなぁ(涙)

先月、実は生まれて始めて腰を痛めてしまって、病院にかかったんですけどね。レントゲンを撮ってもらったとき、背骨が湾曲していたんです(涙)。もともと猫背なので、まっすぐな背骨ではないだろうとは思っていましたけど、写真を見たときは一瞬ドキッとしました。とんねるずの貴さんにゴキゴキッとまっすぐにして欲しいなって(このネタ分かる人、同世代ですね笑)

でも同時に思ったのは「30年以上かけて曲げてしまった背骨だけど、今から30年間、正しい姿勢で過ごしたら、60歳くらいにはマシな形に戻っているかもなぁ」ってこと(笑)

昔の私なら絶対に「もう曲がってしまったんだから、仕方ない」で終わらせていたと思うのですが、これから時間をかけて骨を矯正していこうなんて気の長い考え方をするようになっていた自分に驚きました。

制作も、健康も、育児も、日常生活も、何もかも毎日少しずつ積み上げていくしかできない。でもその積み上げを楽しんで、ふと振り返ったときに、自分が積み上げてきたものを愛おしむのが好き。

だから今日も、積み上げていこう^^

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