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気負わず楽しむ、陶器絵付けの教室です。
2022-06-18

暮らしづくりの記録:増やしすぎてしまった陶器の整理、寄付など…

「普段使いの陶器絵付け・スタジオアートピース」の山岡ルイです(^^)

雨の多い季節はおうちで過ごす時間が増えますが、皆さんはどんなことをして過ごすことが多いですか?映画を見たり、本を読んだり、掃除したり…インドア派の私にとって、おうち時間が増えるのはウェルカム!まとまった時間を利用して、「理想の暮らしづくり」の一環で断捨離に精を出しています。

知らないうちに増えていくモノを少しずつ整理しているのですが「陶器・うつわ類」も対象です。陶器は滅多に壊れたりしないので、処分するタイミングがなかなか無かったりしますよね…そこに新しく追加されるものがあるわけだから、放っておくと陶器類はどんどん増えていってしまいます。

数年前に「民芸・フォークアート」に感化され、色々な窯元やこだわりのセレクトショップで陶器類を集め始めた私。もともとモノを捨てるのが苦手なタイプでもあり、もとから持っていたもの+こだわって購入したもの+自分で絵付けしたもの…と、どんどん増える陶器をどうにかしなくては、と思っていたんです(^^;)

とりあえず、欲しいものをすぐ買う癖を改め、陶器類が増える流れをストップ。家族が買ってくるものや、いただきものなど、不意に数が増えることもありますが、自分でコントロールできる範囲でモノを増やすペースを落としました。

ビールをケースで買うとついてくるノベルティのグラスとか…一体何なんでしょうね(^^;)断れるものはお店で外してもらっています

次に「今、持っているモノの整理」なのですが、捨てられない症候群の私にとっては、この整理が厄介なんです…。繰り返しになりますが陶器は腐らないし、なくならないし、滅多に壊れなくて、実家から譲り受けた数十年前のお皿だって現役で使える…使えるのに処分するなんて気が重い!と、なかなか手放せない陶器類が食器棚を占領していました。

ただ、自分で陶器絵付けを仕事にし、自分で絵付けした陶器を使うようになって痛感したことは「自分が本当に気に入った陶器があれば、それしか使わない」という事実でした(笑)「もったいない」「貰い物だし」「いつか使うかも」「高かったし…」など、なんだかんだと御託を並べても、結局そういうことだったんだなと…。

最近、本当にこのカップしか使っていない気がする…。

私は、愛着があって・気に入ったものを・大切に使う暮らしを目指しているのですが、

・何となく買って、持ち続けているもの

・気に入っているわけじゃないけど、何となく使っているもの

・気に入って買ったけど、使いこなせなかったもの

・昔は好きだったけれど、今の好みから外れてしまったもの

こういったものが、「理想の暮らしづくり」のノイズになっていることに気づいたんです。好きだった陶器収集も落ち着いた(落ち着けた)ことだし、手持ちの陶器類もスタメンだけにしよう!と決意し、やっとこさ整理を始められました(^^;)私にとっては腰が重い作業でしたが、お気に入りを厳選して、普段の生活の中できちんと使っていると、お気に入りにばかり囲まれて、満たされ度がアップ!気分よく過ごせるようになりました。断捨離効果、すさまじい…!

私が子どもの頃から実家で使っていたお皿。使い勝手抜群、壊れる気配なし、あと50年は使いそう。
気に入って買ったものは、いつ、どこで買ったものかずっと覚えていますね(^^)
20代の頃、自分へのご褒美に買った北欧ヴィンテージのお皿。20代の頃は「理由のない自分へのご褒美」をよく買ってましたね(笑)

陶器を手放すときの工夫、と言えるかどうか分かりませんが、不要になった陶器・うつわ類を寄付することができます。

エコトレーディング

気休めかもしれませんが、寄付という形があると知っていると、処分する際の気持ちの負担が少し軽くなります(^^)

私は陶器絵付けをお伝えしていて、モノを増やす方に働きかけている立場の人間です。そのことに少しだけ、責任を感じているというか、人様の家にいたずらにモノを増やす罪悪感(?)のようなものを持っていました、実は(苦笑)

昔、ハッキリした性格の友人に「モノが増えるのが嫌いだから、陶器の絵付けはやりたくない」と言われたことがあり、「そっか、陶器絵付けが負担になることもあるんだ!」と深く考えた記憶が根強く残っているのもあります。

なので、陶器の作り方(絵付け)だけでなく、手放し方もお伝えしておかないと、何となく居心地が悪かったのです。唐突な告白ですが(笑)、陶器大好き人間の私も、定期的に陶器の整理をしていますよーと書いておきたかったんです。

なんだか取り留めのない文になってしまいましたが、陶器を増やす時はお気に入りを増やしたいし、使いたい(^^)生徒さんにとっても、そんな「お気に入り」が増えるようなレッスンができたらと、いつも考えています。

今日は「理想の暮らしづくり」活動の一記録でした。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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