【デザインの作り方】夏らしい涼やかなお皿(後編)
こんにちは、山岡ルイです^^
デザインの作り方について、写真付きで解説しています。前編はこちらから読めます!
5.デザインをお皿に転写する
紙に描いたデザインを、お皿に描いていく作業です。まずは紙に描いたデザインをトレーシングペーパー(以下、トレペ)に写しとります。
トレペを切り取り、お皿に載せてテープ(マスキングテープでもOK)で固定します。カーボン紙を挟むので、テープで固定するのは1カ所または90°離れたところにもう1カ所がいいでしょう。
お皿とトレペの間にカーボン紙を挟んで、ボールペンやスタイラスで線をなぞり、デザインを転写します。
線は、あまり強くなぞらなくても大丈夫です。また、なぞった線となぞってない線の見分けがつきやすくなるように、赤や青など色付きのボールペンでなぞるのもおすすめです。
転写が終わりました。次に、カーボンの線を基準に絵の具で絵付けしていきます。
6.絵付けする
陶磁器専用絵の具のペベオ・ポーセレン150を使い、絵付けしていきます。基本的にはカーボン線に従って絵付けを進めましょう。
ベースとなる色を塗り終わったところです。パステル系を多めに使って、涼やかな印象が出ているでしょうか?
ベースより一段階濃い色をのせて、陰影をつけていきます。お花や葉っぱの生き生きした感じ、ブルーベリーの実の艶やかな感じが出てきたかな?
7.(必要であれば)修正する
デザイン画と本番の絵付けで、多少デザインが変わっている部分があります。
例えば、左右のとげとげした葉っぱの分量を増やしていたり、ブルーベリーの実の配置・数などです。デザイン段階で決めていたことも、絵付けの段階で違和感があってデザインを変えていくというのも、よくやります。
また、一度絵付けしてみて納得がいくかどうか、数日置いて観察することも多いです。目の前の絵付けに向き合い過ぎていると、これでいいのか分からなくなってきちゃうので…(笑)数日置いて「これでよし!」と思うこともあれば、手を加えたり、逆に削ったり、ボツになることもあります…^^;とにかく自分が納得していることが大切だと思うので、とことん作品と向き合ってみてくださいね。
8.まとめ
私のデザイン方法のポイントをまとめます。
● まずはデザインの要素をたくさん書き出して、再配置する
● 絵付け段階でデザインを変更してもOK!
● 絵付けが終わったら、少し時間を置いてみる
参考になったら嬉しいです^^最後までお読みいただきありがとうございました!