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気負わず楽しむ、陶器絵付けの教室です。
2020-10-28

ブログでたくさんノウハウを共有するのはOK?

こんにちは、山岡ルイです^^

私は結構絵付けのノウハウ系ブログを書くことが多いのですが、ありがたいことに「情報豊富ですごい!」「分かりやすくまとめられている」というお声をいただくようになりました。

う、嬉しい〜〜!

ブログで教育的記事(ノウハウ系記事)の発信を続けることが単純にすごい・役に立つというお褒めの意味で言っていただけていることはもちろんですが、「有料で教えていることをブログで無料公開していいの?」と疑問に思われる方もいるかと思い、私のブログへの向き合い方について書いてみることにしました^^

私が読み続けているブログ=情報全部出しが基本

シンプルな結論ですが、私が10年単位で読み続けているブログは、ノウハウが全出しだから、私もそれにならっています。

例えば私はペーパークラフト(アルバム作り)が趣味で、「MB in SD」というブログを読み続けています。ブログを読んでその通りに作業すれば、同じような作品が作れるので、辞書のように活用させてもらっているんです^^

ほかにも、お片付け・断捨離についてのブログ「筆子ジャーナル」も、お片付けのノウハウやマインドを事細かに説明してくれているので、お片付けに悩んだときのよりどころにしています(笑)

どちらのブログも情報・ノウハウが網羅的で分かりやすく、私の理想のブログなんですよね。だから、そのスタンスを自分のブログにも応用しています^^

余談ですが…「MB in SD」を執筆されているマリコさんはアメリカ在住なのですが、たまに帰国してワークショップを開催されるときには、可能な限り参加してお話しするようにしています♪ワークショップは倍率が高くてイス取りゲームなので、毎回販売と同時に申し込みできるようにパソコンの前に正座しているくらいです(笑)それくらい、ファンがたくさんいらっしゃるということですよね。

そういう、「理想のブログ」がはっきりあるからこそ、私は迷いなくブログを書き続けられていると思います。

情報を全部出しても、100%は伝えきれない

次に、「有料で教えている内容をブログに書いて良いのか?」という疑問・葛藤(?)についてですが、

決して出し惜しみしているのではなく、ノウハウのすべてを文字だけで伝えきるのは難しいと思っています(涙)

私は自分の持っているものを120%くらいの出力数で書いていますが、文字と写真で伝えられるのは、よくて80〜90%ではないかというのが体感値です。

私の表現能力(文字・写真)のレベルもあると思いますし、文字情報の限界でもありますよね。

例えば、自転車が何か知らない人に対して「自転車に乗る」ことを目の前で説明しようとすると「サドルに座って、このペダルに片足をかけてね、一気に漕いでスイ〜っと…」と実践して見せますよね。見ている方は「自転車に乗る」ということを感覚的・視覚的に掴むことができます。

でも、これを文字で説明しようと思うと、大変ですよ(笑)

まず自転車の形を説明して、サドルやペダル、ハンドルがどんなものかを伝えて、人間が自転車に足をかける動作や転ばないようにスタートする様子を、ひとつずつ言葉に置き換えていきます。

たぶん、何のこっちゃ分からないと思います…(;;)

陶磁器の絵付けは、誰もが経験しているわけではないので、写真や文字だけでどれだけ丁寧に伝えても、100%伝えきるのは難しいと思っています。

もちろん、私が持っている知識をなるべく分かりやすく伝えたい!という気持ちはあるのですが、文字に限界があることもしっかり自覚しているんです。なので、ブログはどれだけ書いても「伝え過ぎている」という感覚はないんですよね。

ノウハウは日々変わっていく

私が今日書いたノウハウが、1年後もしっくりくるとは限りません。メイク方法や洋服のコーディネートに流行りがあるように、今しっくりきているノウハウが、ずっと「ベスト」な方法ではないこともあるんです。

私は自分のノウハウをアップデートできるよう意図的に学び続けているので、「今ベストだと思う方法」を常に出していかないと、自分の中で温めておいても仕方ありません。

今はこの方法が良いと思っていても、更に良い方法が見つかればブログでも公開して、アップデートを続けていく…これが私にとっても読者さんにとっても良いと思っています^^

ブログでは一方的な説明がメインになってしまう

ブログは私が一方的に発信しているだけで、誰かからリアルタイムに質問されたりすることはありません。

でも、リアルタイムで生徒さんと話していると、都度、思わぬ質問が生まれたりするんですね。私が気づきもしなかった疑問、言葉にするまで存在すら感じなかったコツなど…私の中にない(もしくは忘れ去っていた)疑問や課題は、生徒さんとの関係の中でしか発見できません。

ブログは、自分の中で構成があり結論があるので、そのストーリーに乗って解説していくだけです。思いもよらない疑問・反応・意見は、どうしても入れられない…(私が気づかないから)。

記事を書いていて「きれいにまとまったな」と思うと同時に、「何か足りない要素は必ずありそうだ」という感覚もついて回ります。後で追加事項を思いついて加筆したり修正したりはできますが、私の中のノウハウもアップデートされていきますから、記事に終わりはないなという感じです。

ブログと講座の差

ということで、私の能力的なものや文字情報の限界などから、どれだけ情報を詰め込んでも、ブログで100%伝え切るのは難しい…というのが結論です。

その点、実際に生徒さんと話しながら作業できるワークショップや講座では、その時・その生徒さんとの間でしか生まれない気づきがたくさんあります。


よくも悪くも私の中で決まっているやり方・考え方を変えてもらったり、そういうやり方もあるんだ!という発見は、やはり生の講座の中でしか生まれません。

また、ブログで情報を全部出していても来てくださる生徒さんは、講師に直接聞くことで解消したい疑問を持っていたり、講師と話せる環境に魅力を感じてくださるわけですよね。そういう意味では、講座は生徒さんごとのオーダーメイドのような場でもあります^^

これからも、情報は全部出していきます!

私は絵付けの世界が少しでも広がったらいいなと思っているし、そうなるよう働きかけていきます。その一環としてブログ発信があるので、これからもこのブログでは絵付けにまつわる情報を書き続けるつもりです。

本当に、絵を描くか文字を書くかの生活です(笑)

この記事を読んでちょっと絵付けに興味が出てきたなという方は、ぜひ一度、コースの紹介をご覧ください^^

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