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気負わず楽しむ、陶器絵付けの教室です。
2019-12-26

ペベオを使った絵付けのプロセス①

こんにちは、山岡ルイです^^

私が普段使っている、陶磁器用専用絵の具・ペベオですが、ほとんどの方は使ったことのないものだと思います。一体どうやって絵付けしているの?という疑問について、今日から何記事かに分けてプロセスをご紹介したいと思います。

色々と説明の順番を考えたのですが、初めは完成形から逆再生で説明するのがいいかも…と思います。ワークショップ受付中の、絵皿を例にしてご説明しますね。

これを完成形として、少し近寄ってみてみると、緑や茶色以外の「ゴールド」部分が、少し盛り上がっているのが分かると思います。

これは、ゴールドの線だけ種類の違う絵の具を使っているためです。まっさらなお皿にゴールドで下絵(線部分)を先に描き、その後で好きな色に着色するという順番になります。

着色前・下絵部分まで終わらせた後の写真は…

こういう状態です。着色するための絵の具は、最初に載せた写真のようにボトルに入っているのですが…

下絵をするための絵の具は、歯磨き粉のようにチューブに入っています。

チューブを押して、細いノズルから出てくる粘度の高い絵の具をうまくコントロールしながら線を描いているんです。この作業は慣れが必要なので、ワークショップでは下絵が終わった段階のものをお渡しして、生徒さんには着色作業のみをしてもらっています。

ゴールドで線を描くとき、フリーハンドで描いている訳ではありません。まっさらな状態のお皿に、デザインシートからカーボン紙で大まかなデザインの線を写しているんです。

うっすらと、花柄の線が描いてあるのが見えるでしょうか?この線をガイドにして、ゴールドの絵の具で下絵を施し、最終的に着色する、というのが本来の流れです。巻き戻しにした方が説明はしやすいのですが、いかがだったでしょうか^^;

大まかな流れは説明できたので、次回の記事では、もっと細かいプロセスを、デザイン起こしの段階から説明しますね。

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