夫の「面白いなぁ」と思うところ
こんにちは、山岡ルイです^^
今日は我が家の夫の話なので、軽ーく読んでください(笑)
夫は、私から見て「視点が面白いなぁ」と思うことがあります。つい最近、何気なく話していたときのエピソードのご紹介です。
私の大学時代の同級生の話なのですが、その友達には、どうしても就職したい会社があったんですね。大学4年生の就職活動時、その会社の最終面接まで進んだのですが、結果は不採用でした。諦めきれなかった友達は、なんと大学を1年留年して、再トライすることにしたんです。私はこの時点で「思い切りがいいなぁ」と感心していました。
友達は留年した1年間、海外留学したりして経験を増やし、大学5年生で再び同じ会社の採用面接を受けました。結果…残念ながらその年も不採用になり、他の会社に就職しました(後日談ですが、就職した会社でバリバリ楽しそうに働いていましたよ^^)。
そんなエピソードを夫に話すと、夫が言いました。
夫:「どうしても働きたい会社なら、俺なら『1年間無給でいいから働かせてください!絶対役に立ってみせます!』って直談判するなぁ」
私:「えっ!?いやいや、採用にはプロセスがあるだろうし、大きな会社になるほど決裁権を持つ人は遠い存在だから、そんな無茶なことやっても無理なのでは…」
夫:「だって、絶対絶対、その会社で働きたいんでしょ?そうやって頼み込んでくる子が新卒社員の中にいたら、入社前から社内で有名になって一目置かれるし、社会でも結果を出せると思うよ」
私:「う、う〜〜ん、そうかもね…」
…この会話は私たち夫婦の考え方の違いをすごーくあらわしているなって思います(笑)私はどちらかというと頭でっかちで、決まりがあったらそれに従うのが普通だと、無意識に考えるタイプ。対して夫は、ルールはともかく、とにかく伝えてみる・お願いしてみるというタイプ。
私からしてみると、不採用になった会社に「無給でいいから働かせてくれ!」と直談判するなんて1mmも頭に浮かばないと思うので、驚くやらおかしいやら…(笑)
でも、夫は若いときからそうなんですよね。10代半ばで初めて就職した会社にも、「どうしてもここで働きたい!」と頭を下げて、丁稚奉公で就職させてもらったようです(結果、当時は極貧生活だったらしい)。
専門技術を学びたい人に出会ったときも、無給のお手伝いを買って出て、間近で技術を勉強させてもらっていました(これは、すでに40代になってからです)。
夫のようなタイプの人はなかなかいないので、会社の人や目上の人に面白がられて、本人も楽しく働けていたようですね。
まぁそういう感じの夫なので、一緒にいると、たまに自分がものすごくつまらない人間に感じることもあります(笑)
ルールって、お願いしたところで覆らないことが多いですよね。でも、ダメ元で一度お願いしてみる・相手に負担がかからないように工夫してみる(夫の場合、無給で働く、みたいな)、そういう態度というか、視点の持ち方は勉強になるなと思います。熱意を向けられて嫌な気持ちになる人は少ないでしょうしね^^)。
私もたまに「だめかな?無理かな?」と思うことでも、ひとまず聞いてみることが増えました(ダメならさっと身を引く笑)。案外、お願いが通ることもあるし、100%は無理でも50%くらいの妥協案が出てくることもあります。
お願いして断られたら傷つくから嫌…と思っていたこともありますが、お願いするだけなら、リスクもないし恥でもない^^そう思えるようになったのは、夫のおかげだなと思います。
夫婦のちょっとしたこぼれ話でした!最後までお読みいただきありがとうございました!