遠方からのお客様を迎えて感じたこと。
「普段使いの陶器絵付け・スタジオアートピース」の山岡ルイです(^^)
今日のブログでは、1dayワークショップのエピソードをご紹介しながら、何かにチャレンジする時の熱意って大切だよね、という話をしたいと思います。
遠方から車で東京教室まで来てくれたお客様
少し前の話になりますが、1dayワークショップに遠方からのお客様が来てくださいました。教室のある東京へは車や電車を使って片道3時間はかかる地域からのお客様です。最初お申し込みをいただいた時は「えっ、東京ですけど大丈夫ですか!?」とビックリしちゃいました!
私がご提供しているコースメニューはオンラインレッスン(zoom)に対応しているのですが、1dayワークショップに関しては対面レッスンのみなのです。「私の伝え方が悪くて1dayワークショップもオンライン受講できると勘違いさせてしまったのかも…」と思いましたが(笑)ちゃんと東京教室まで来る予定を立ててくださっていました。
当然、参加者さんがご近所さんでも、遠方の方でも、接し方や対応を変えることは一切ありません(例えば遠方の方は受講料を安くするとか、多めにサービスする、などはしません)。それでも、遠く離れたところからわざわざ東京まで来てもらえたという事に、じんわりと感動してしまいます(^^)
早朝にお家を出て、時間を気にしながら車を走らせて、お疲れのはずなのにハツラツと入室してくださった時の感激といったらありません(涙)
レッスン中も「絵付けをしたい!」というお気持ちが伝わってきて、見ているこちらの絵付け熱も上がりました!
これ以上熱が上がるとマズいかもしれませんが…(笑)
生徒さんの熱意に応えられるよう、私からお渡しできるものは全てお渡ししました。
前向きに楽しんでもらって、出来上がった作品も可愛らしく飾っていただけたみたいです(^^)短いけれど有意義な時間を過ごしてもらって、私もとても嬉しかったです!
壁を越えるのに必要なものって…
距離、時間、お金etc…私たちの行動を制限するものは色々あります。
・わざわざ遠出してまで行かなくてもいい。
・わざわざ◯時間もかけるような事じゃない。
・◯万円するなら、買わないでおこう。
本当に不要な事に対しては構わないですけど、前向きにチャレンジしたいと思っている事に対しても、色々な理由をつけて諦めることって多いと思うんです。私はしょっちゅうあります(笑)
今回、生徒さんは距離という壁を越えて来てくださいました。壁を越えるのって、熱意のチカラなんですよね(^^)
私は約10年前にスペインへ陶器絵付けの勉強に行ったんですけど、距離やお金の制約を越えられたのは、やっぱり熱意があったからです。
本場に行って、本物を見たい!触れたい!感じたい!
結局、こういうシンプルな思いが着火剤になって突き進めることって結構ありますよね。私にそういう経験があったので、今回遠方からの生徒さんを迎えた時には驚きと共に納得感もあったんです(^^)
熱意で動くと満足度が高まる
皆さんには、何かしらの制約があってチャレンジできずにいる事ってありますか?胸の中でずっとくすぶっているのに、何となく後回しにしていること…。もし火種があるようなら、思い切って踏み出してみてはどうでしょうか?熱意に従うことを自分に許可すると、満足度が高まりますよ!
大きなチャレンジじゃなくて構わないと思うんです。例えば、私は小さい頃ずっと「小説家になりたい」と夢見ていました。特にこれといった作品を書き上げることなく忘れ去られた夢だったのですが、去年ふと「小説を書いてみたい!」と強烈に感じたんです。その思いのまま短編小説を1〜2本書いて、アマチュア作家が集まるサイトに投稿しました。そうしたら、思いがけずたくさんの方に読んでいただけて、数名の方がアカウントをフォローしてくださったんですよ(^^)
自分の本を出版したり、大層な賞を取ったりしてはいません。それでも、私の中の「小説家になりたい」という夢は昇華されました。もし「小説家になる=有名な作家になること」だと思っていたら、最初の1作品すら書き上げられなかったと思います。今の私にできる形で、熱意に従って書いたから、いくつか作品ができたわけですし、いつまでも未消化だった夢が片付いて(笑)大きな満足感に浸ることができました。
何かにチャレンジする時に大義名分が必要な場合もありますけど、納得して挑戦できるか・最後までやり遂げられるかは、熱意に左右されるんじゃないかと思っています。
そろそろ来年の抱負を考え始める時期。来年は思い切って新しい事にチャレンジしてみるのもいいですよね(^^)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!