【2024年5月25日配信インスタライブ】緑あふれる季節のポットマット
山岡ルイのインスタグラムで、週に一度インスタライブを配信しています(^^)
絵付けの解説をしながら、視聴者さんからいただいた質問に答えて交流するというのがコンセプトです。絵付けの解説あり・おしゃべりありと、「まるでラジオを聞いているみたいで楽しい」というお声をいただいています(^^)
2024年5月25日回では、“アウトライナーを使ったポットマット(鍋敷き)”を絵付けしました。絵付けをスムーズにする準備段階のコツもお伝えしましたよ^^
丸い陶板にアウトライナーで絵付け
今回使用したのは直径18cm程度の丸い陶板です。ここに、今の季節らしく青々と生い茂る植物柄を描いていきました。
梅雨入り前のこの季節。外を歩くと日の光を求める植物がいっせいに葉を茂らせている様子が目に入る爽やかなシーズンです。花の春・紅葉や実りの秋もいいけれど、生命力を感じる今の景色も良いものです(^^)
さて、どんな植物をモチーフにしようかと考えて、我が家で育てている観葉植物が一番身近でいいなと思いつきました。室内の常緑の観葉植物類なので季節を問わず一年中 緑といえば緑なのですが…(笑)、屋外のフレッシュな気分にあやかってデザイン化することに。
陶板には、絵付け前にカーボンで基準線を転写しています。
基準線は、アナログにコンパスと定規を使ってトレーシングペーパーに円と分割線を描き、陶板に貼ってカーボン紙を間に挟み、転写しています。1ピースに1種類の植物を描き、正面向かい側のピースに同じ植物を描く予定なので、全8ピースに4種類の植物×2回絵付けすることになります。
アナログかつアバウトな私の性格を反映し、等分も円も きっちりしていないのですが(苦笑)、フリーハンドで絵を描くなら これくらいの雑さも許容範囲と考えています(^^;)
さて、基準線だけで描き進めていいの?と疑問の声が挙がるかもしれません。
これはどんなモチーフを描くか、また、絵付けの習熟度がどれくらいかによって変わるでしょう。
きっちり整列した、均整の取れた絵を描くのであればトレーシングペーパーの段階からしっかり絵を描き込んで絵付けした方が良いです。絵付けに慣れていて、描くモチーフも定番のものがあるという方は、今回私がしたように基準線だけで十分だと思います。
もちろん、下書きの書き込みが細かければ細かいほど絵付け時の迷いは消えますが、絵付けまでの準備時間が長くなりがちです。絶対に失敗したくない作品なのか、練習のために作る作品なのか、状況によって柔軟に考えてみてください(^^)
ガラスのティーポット敷きに。
モンステラやポトス、パキラなど、我が家の観葉植物をゴールドのアウトライナーで描き込んでいきます。思ったより時間がかかり、1時間のインスタライブは少し延長してしまいましたが、無事描き終えることができました。日を変えて葉の色を塗ることも考えていたのですが、一晩悩んでゴールドのアウトラインだけで完成させることに。
さて、作品が完成させたらその使い道を考えるのも楽しい ひと時です。ふと思いついて、普段使いのガラスのティーポットを乗せてみました。
いかがでしょう?ガラスの透明感と、爽やかな仕上げの陶板がマッチしていてお気に入りです!
ちなみに、鍋敷きは英語で「ポットマット」と言うらしいです。作品を説明するタイトルを考える時、ちょっとでも格好良い印象をつけたいミーハー心が顔を出して、今回も「ポットマット」なんて呼んでしまうのですが…(笑)、ティーポットの下に敷くものは何と呼ぶのでしょうか?コースター??
季節感を邪魔しない、懐の深い作品が好き
紅茶、ハーブティー、緑茶、中国茶…一年を通して色々なお茶を飲むので、我が家のティーポット登場率は高めです。年中使うアイテムと合わせるものは、シーンを選ばないものである方が好みの私。今回の陶板は一応 5月の自然をイメージした作品ではあるけれど、出来上がってみれば どんな季節にも合いそうな作品になりました(^^)
●初夏であればハーブティーを淹れて爽やかに
●秋冬はスパイス入りの紅茶で ほっこりと
季節感を邪魔せず、存在を主張しすぎない。私はそんな道具を「無難」ではなく「懐が深い」と思っています。
特別なイベントや、その季節にしか使わない道具やインテリアも素敵ですが、私は日常的にパッと手の伸びる、ストレスフリーな、登場率の高い働き者の道具が大好きなんです(^^)
よく使うものは自分の手で楽しくする。面白くする。長く大切にしたいと思えるものにする。その過程を楽しむ!これからもそんな絵付けの楽しみ方をお伝えしていきたいと思います。
説教臭くなってきたので終わりにしますね…(笑)
次回のインスタライブの予定
次回のインスタライブは【2024年6月1日(土)22時】です!
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視聴者さんとカジュアルなやり取りを楽しんでいます!いつも見に来てくださる方・コメントをくださる方のおかげで続けられています。感謝です。