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気負わず楽しむ、陶器絵付けの教室です。
2021-02-14

【便利な道具類】無印良品「おえかきペン・陶磁器用」を二度焼き実験

こんにちは、山岡ルイです^^

無印良品の「おえかきペン・陶磁器用」を使った感想を記事にしています。

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このお手軽な絵付けペンを使って試してみたかったことが「二度焼き」でした。

普段使っているペベオ・ポーセレン150は、二度焼きすると絵の具が退色することがあるので、一度焼きが基本です。

対して無印の「おえかきペン」は、取扱説明書にこう書いてあります。

一度下地を焼いて冷ましてから重ね塗りができます。

「おえかきペン・陶磁器用」取扱説明書より

つまり、一度焼き付けしたあと、もう一度オーブンで焼き付けて問題ない(二度焼きOK)という意味^^

二度焼きした場合にインクが退色したり、色飛びしないかどうか、確かめてみたかったのです。二度焼きができると、絵付けの幅が拡がります。

今回は無印良品「おえかきペン・陶磁器用」の二度焼き実験についてまとめました^^

まず、一度焼きの様子から

まずは一度焼きの様子です。焼き付け前はこのような色味でした。

赤とオレンジの色がかすれているのは、私がこすってしまったからで、ペンの落ち度ではありません!^^;

これを、230℃のオーブンで20分焼き付けたものがこちらです。

特に色の変化は見られず、絵付けした直後と変わらない発色でした。

二度塗りの様子

どうしてこのように、テスト用タイルの右側に寄せてインクを引いたかというと、焼き付け回数が1回・2回のものを横に並べたかったからです^^

向かって右の列が、すでに1度焼き付けをしたもの。1度焼き付けした上で、向かって左に同じインクの列を作り、もう1度焼き付けします。そうすれば、1枚のテスト用タイルで一度焼き・二度焼きの両方が見比べられるというわけです。

意図が分かるように文字で補足して、もう一度焼き付けした(二度焼きした)ものがこちらです。

一度焼き・二度焼き(焼き付け後)

一度焼き・二度焼きを見比べてみましたが、どちらもほとんど色の差はありません。二度焼きした方の列も、色飛びはないように思います。

赤系は少し茶色っぽいかも…

少し厳し目の見方をすると、焼き付け回数が増えるほど、赤系は色が濃く出ているように感じました。

若干、右の赤の茶色みが増している印象

とはいえ、じっくり見なければ感じない程度の差なので、許容範囲です^^

結論としては、無印良品「おえかきペン」は二度焼きの耐性十分ということですね!

今後、ペベオ・ポーセレン150と併用したりと、絵付けの可能性を追求していきたいと思います。

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