「テクニック」より「理由」が大切(^^)
「普段使いの陶器絵付け・スタジオアートピース」の山岡ルイです(^^)
たまに読み返す本が何冊かあります。元気がなくなった時に読む本、まったりしたい時に読む本、ときめきを感じたい時に眺めるインテリアの写真集…今日はそのうちの1冊を読み返していて、素敵なフレーズに出会いました。
創造的な人生に必要なのは「テクニック」より「理由」
文章の前後関係がないとなかなか文意を伝えられないのですが、創作活動、仕事、日々の生活etc、様々な活動の出発点に必要なものは、テクニックではなく「取り組む理由」だという文脈でした。
普段、陶器絵付けに関するテクニック系のブログを書いている私が言っても説得力に欠けるかもしれませんが(苦笑)、私もこの「テクニック<理由」という意見に大賛成です。どうして絵付けをしてみたいんだろう?どうして絵付けを続けているんだろう?というシンプルな質問。こういう「絵付けする・したい理由」が見えなくなってくると、絵付けの楽しさが半減してくるんですよね(;;)
私が陶器絵付けを続けている理由は至ってシンプルで、
・ワクワクしたい(^^)
・気分をポジティブな方向にすぐスイッチできる(楽観的になれたり、自信が持てたりする)
この2つですね。以前こんなブログも書きましたが、私は陶器絵付けを仕事にしている今ですら、自分の喜び最優先で絵付けに取り組んでいます。
以前、ベーシックコースのオンライン受講生さんが一番初めにくださったメールにこう書いてあったんです。
“絵付けを学ぶことに、子どもの頃のようにワクワクしています!”
そうそう!初めて絵付けに挑戦する時、初めての作品が完成した時、作業に没頭している時、作りたいものが作れた時、ステップアップできた時…本当にワクワクするし、満たされた気持ちになるんですよね(^^)その一番最初に感じた気持ち(=絵付けを始めた理由)は、その後の創作活動の一番のモチベーションになると思います。
このHPには、普段、テクニック系のブログも書いていますが、これは最低限のルールをお伝えしているようなものなんです。サッカーのルールを知らずにサッカーの競技や観戦を楽しめないように、最低限のルールを知ったら、あとはボールを蹴って楽しむだけ!それくらい気楽に絵付けに取り組んでもらいたいという気持ちで書いています(^^)ここだけは押さえておいてねというポイントを習得しておいて、そこに新しいテクニックが加わると、より取り組み甲斐が出てきますが、それはオマケのようなもの。取り組む理由が自分の中にどっしりとあって、そこが満たされていれば、絵付けが何倍も楽しくなりますよ♪
皆さんが絵付けをしたい理由・続けている理由って何ですか(^^)?
その「理由」を、大切に持ち続けてもらえたら…と思っています。
最後になりますが、冒頭で引用したのはこちらの本の一節です。
世界的ベストセラー『食べて、祈って、恋をして』の作者、エリザベス・ギルバートさんの本です。テンションの高い自己啓発本ではなく、自分にとって大切なものを当たり前に大切にする考え方がユーモアたっぷりに書かれています。私が「自分が楽しむ軸」から外れそうになった時、読み返しては「そうだ、そうだ、大切なのはこれだった」と再認識できる本です(^^)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!