【便利な道具紹介】陶器の保管にはファイルボックスが便利です。
こんにちは、山岡ルイです^^
pebeoポーセレン150を使った陶器絵付けに役立つ情報をお伝えしています。
今日は「陶器の保管」についてです^^
皆さんは、絵付けした作品(焼き付け前)をどのように保管していますか?棚や机の上に置いているでしょうか?私が使っているのはプラスチック製のファイルボックスです。地味だけど(笑)頼れる存在のファイルボックス。具体的な使い方とメリットをご紹介します!
100円均一のお店で手に入る、ファイルボックス
ファイルボックスとは、A4サイズ(他にも様々なサイズがあります)のプラスチック製の箱で、側面についたツメでフタと本体を固定することができる入れ物のことです。
※書類を立てて収納する書類ボックスとは違います!
本来は書類や保証書などを保管するのがメインの使い方だと思いますが、私は陶器の保管に使っています^^
100円均一のお店で簡単に買えるので、常時5つくらいのボックスを備えていますよ。
ファイルボックスの使い方
私のファイルボックスの使い道は主に2つです。
①陶器を保管する
②陶器を持ち運ぶ
ひとつずつ説明しますね。
使い方1:陶器を保管する
絵付けした陶器は、絵の具が乾燥するまで放置しておかなくてはいけません。割れ物なので高いところに置くと心配ですし、上にモノ(雑誌や書類など)を載せるのもNGですよね。また、自分以外の家族やペットが触ってしまわないか…など、陶器の扱いは意外と神経を使います。
そこで、ファイルボックスに保管してしまうんです。
まずボックスを開け、すべり止めのシートを敷きます。
すべり止めシートをオススメしますが、緩衝材のプチプチやフェルトなど、陶器が横滑りしなければなんでも構いません。
私が使っているセリアのすべり止めシートについては、こちらの記事に詳しく書いています。
すべり止めシートの上に、絵付けした陶器を置きます。
あとは、ボックスのフタを閉めて、絵の具が乾燥するまで平らな場所に置いておくだけです。こうすると、ボックスの上に他のモノを置いても大丈夫ですし(あまりに重いものを載せてはいけません!)、手で触って絵の具が削れたりヨレたりする心配がありません。
また、ボックス同士を積み重ねることもできます。
付箋などで「中に何が入っているのか」「何日に絵付けしたのか」を書いておけば、焼き付けのタイミングが分かりやすいですし、絵付け途中の作品であれば「どこまで作業したのか」をメモしておくことで、次回からの作業がスムーズに再開できます。自分が分かれば良いので、きれいに書く必要はありません^^
使い道2:陶器を持ち運ぶ
陶器は割れ物なので、運搬には神経を使いますよね(;;)ファイルボックスは陶器を運ぶのにも便利です。
私は講師という立場なので、生徒さんの作品を教室と自宅間で運ぶことがありますし、対面レッスンのお客様が自分の作品を持ち運ぶ際にもオススメしています^^
持ち運ぶときはボックスを平行に持つことに注意してくださいね!
ファイルボックスを使う4つのメリット
ファイルボックスを使うメリットを改めてまとめると、以下の4つになります。
①乾燥していない絵の具に触ることがない
②省スペース化できる
③違うサイズ同士の陶器を一箇所にまとめられる
④安価である
もう少し詳しく解説しますね。
①乾燥していない絵の具に触ることがない
上述したとおり、自分や自分以外の家族・ペットなどが、乾燥中の作品に触ることを避けられます。触らないまでも、不注意で手などがぶつかって作品がひっくり返ってしまったり、誤って作品の上にモノを載せてしまったりする心配がなくなるので、とても便利ですよ^^
また、陶器の上にホコリなどゴミが溜まらないのも嬉しいポイント。いちいちホコリを拭う手間を省けるという意味でも、ファイルボックスは大活躍します。
②省スペース化できる
焼き付け前の作品が増えてくると、重ねずに横に並べて保管することになりますよね。際限なく作品を並べ続けることは難しいと思うので、ファイルボックスで上に重ねていきましょう。
これで省スペース化でき、陶器だけ特別扱いしなくても(笑)、他の荷物と共存させられます。
③違うサイズ同士の陶器を一箇所にまとめられる
ファイルの中に、違うサイズ・種類の陶器をまとめられるのもメリットです。
ファイルの規格さえ同じであれば、中に入れるものはバラバラでも大丈夫ですよね^^
その際は中身が分かりやすいよう、付箋などでラベルを作っておきましょう。
※花瓶や壺など、高さのあるものはファイル収納できないので、注意してください。
④安価である
ファイルボックスは100円均一のお店などで安価で手に入れることができます。絵付けのペースが早いと、複数のファイルを使い分けることになってくるので、お安く買えるのはありがたいですよね。
サイズはA4が使いやすいと思いますが、A5以下・高さがあるものなど、色々な種類があるので、自分がよく絵付けする陶器のサイズに合ったものを選んでください。
フタと本体が別になっているボックスもあるけれど…
ファイルボックスは、ツメでフタをするタイプ以外に、フタと本体が別々になっているタイプもあります。このタイプのボックスを使ってもいいですが、フタがすぽっと抜けて本体を落とすことがありますので、取り扱いには注意してくださいね。
特に持ち運び用としてボックスを活用したいという方は、フタと本体をツメでしっかり固定するタイプのボックスが良いと思います。仮にフタと本体が別々のタイプを使う場合は、ゴムバンドなどで固定するようにしましょう。
まとめ
便利な道具を使うと、絵付けの効率・快適さがぐっと増します。絵付けのために作られた道具でなくても、応用すれば便利な道具に大変身するんです^^
こういったヒントもお伝えしていければと思っています!
絵付けに関するお役立ち情報を更新します!
当ブログでは、絵付けのテクニックだけでなく、絵付けする素材や使いやすい道具など、絵付けに関するお役立ち情報をコツコツ更新していきます。
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