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気負わず楽しむ、陶器絵付けの教室です。
2023-08-09

【HP開設6周年目前!】記念企画をします^^

「普段使いの陶器絵付け・スタジオアートピース」の山岡ルイです(^^)

陶芸窯がなくても、家で気軽に楽しめる絵付けについて発信している当HP(ブログ)ですが、来週の2023年8月15日で開設6周年を迎えます!

そのことに気づいたのが先週で「今から何か準備するのも大変だし、何もしなくていいか…」なんて弱気になっていたのですが(苦笑)、せっかく気づいたのだから何かしよう!と決意。

まずは、来週15日のHP開設日までの1週間、私の過去〜現在にいたるまでの変化をまとめてブログに連載しようと思います。

6周年記念連載の特徴

過去〜現在までの歩みは、このブログや、Instagramでちょこちょこお話ししてきました。

●忙しい会社員時代にスペインタイルに出会ったこと

●スペインに短期留学して絵付けを学んだこと

●結婚・出産を経て、家でも楽しめる絵付けを模索したこと

●シェアスペースを借りて教室をスタートさせたこと

などなど…

私の発信を長く見てくださっている方なら「その話なら知ってるよ!」「今までの発信と何が違うの?」と思われるかもしれません。

今回の連載では、実際の出来事に加え、私の感情的なゆらぎ・精神的な成長も絡めてまとめていこうと思います。

パーソナルな話を避けていた3つの理由

今までも、様々な経験を通して私が感じたことや思うことも綴ってはきましたが、どちらかというと「実際の出来事」「実用的な絵付けのノウハウ」に意識的にフォーカスして、発信するようにしていたんです。

そのブログを書いている時の私は実は深く傷ついていたとか、どうしても後ろ向きになってしまっていたとか、(主にマイナス面の)生々しい感情や葛藤については、なるべく伏せるようにしていました。

また、私は深く思考・思索するのが結構好きだし、考えたことを人とシェアして意見交換することも好きです。ブログやSNSで“思考の共有”ができたら楽しいなとも思っていたのですが、これもある時からセーブするようになりました。

その一番の理由は、私のパーソナルな話に全く需要がないからです(笑)

これは私の主観的意見じゃなくて、ちゃんと人に聞いた意見です!

このHPを見てくださっている人は、絵付けのノウハウを知りたいのであって、発信者(私)の個人的な話や考えを読んだところで、何の得もないわけですよね。仮にも絵付け教室のブログなのだから、その範疇を超えるような内容は書くべきではないと戒めていました。

※その基本方針はこれからも変わりません。

ふたつめの理由は、私は人から「気さくで明るいルイ先生」として見てもらいたいし、そう見てもらえれば十分幸せだったからです。私のマイナス面のゆらぎを公開するなんて、まるで人前で洋服を着替えるようなもので、着替える私も、着替える私を見せられてる人も、どちらも不幸になりますよね(笑)あえて見せるようなものでもなかったんです。

最後の理由としては、私が自分の感情の変化について、上手く表現する能力がなかったこと。実際の出来事を正確に語る・中立的な視点で見る・ネガティブな話を重たくしない…こういう作業は、とても高等なテクニックを必要とします。

どうしても自分贔屓な語り口になってしまうものですよね(^^;)

私がむき出しで発信したものによって、一般の読者さんが読んで不快な気持ちになるばかりか、誰かを傷つける可能性だってあります。そんなハイリスクなことをしても良いことはありません。

こういった理由から、パーソナルな話・私の心の柔らかい部分を公開することに意味を見出せず、今のような発信スタイルに落ち着いて数年が経ちました。

このタイミングで連載しようと思った理由

ただ、約40年生きてきて、私ももう良い大人です。色々な感情のゆらぎを受け止めて、消化する術も少しずつ身につけてきました。人への伝え方だって昔に比べたら上達したでしょう。

何より、ネガティブなこと・マイナスな面だって、私を構成する一部であり、良い所・悪い所が両方揃っているからこそ、今の教室の形があるわけです。ポジティブなこと・プラスな面ばかり強調していたら、用意された台本を読んでいるだけの自分になる気がしました。

あ、誤解していただきたくないのですが、明るくて気さくな私も本当の私です!作っているわけではありません(^^)

また、生まれて初めて「コーチング」というサービスを受けることによって、自分がこれからどういう人間でいたいのか、深く考える時間を得られたことも大きいです。考えていい・話していいと許可される喜びを得て、こうしたオープンな場であっても、自分の色々な面をもっと積極的に発信しても良いのでは、と考えられるようになりました。

あとは「私のブログなんだから、書きたいことを書いたってバチは当たらないだろう」という単純な思いもあります(笑)

自分でも目を背けたくなるような心の部分を見つめること、そしてそれを人にお見せできるものに昇華することは、大変な作業です。

でも、この1週間の連載を通して「山岡ルイという人間をより立体的に知ってもらうこと」そして個人的には「私自身が過去とこれからの区切りをつけること」が実現できたらいいなと思っています。

どんな重たい話が続くのかと思われるかもしれませんが(笑)そんなに身構えるような内容にはならないはずなのでご安心を(^^)

よろしければどうぞお付き合いください!

<記事バックナンバー>

①20代の話

②30代前半の話

③2022年の話

④2023年の話

⑤自信の話

⑥これからの話

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