【レッスンレポ】2022年3月のワークショップの様子
こんにちは、スタジオアートピースの山岡ルイです^^
2022年3月、コロナ禍が始まって以降休止していた1dayワークショップを再開しました。2年ぶりの開催ということで、ワークショップの勘がだいぶ鈍ってしまい(苦笑)、サンプル作成や告知など、ひとつずつ思い出しながらの開催となりました。
久しぶりのワークショップ第一弾は、陶器製ソープボトルの絵付けです。
おかげさまで申込み開始直後からお申し込みをいただき、嬉しさでいっぱいでした^^
満員御礼からスタートのワークショップ
コロナ対策のため、定員は最大3名様。初日は満員で開催することができ、「幸先がいいなぁ♪」とひとり浮かれていた山岡です(笑)
簡単なガイダンスを挟んだあとは、早速絵付けに取り掛かってもらいます。皆さん、当然のことながら陶器専用絵の具に触れるのは初めての方ばかり。最初は少し不安に感じるかもしれませんが、「マニキュアを扱うのと似てますよ」「神経質になりすぎなくても大丈夫ですよ」とお声がけしながら進みます。
私の絵付け歴についてや、扱う道具についてなど、熱心に質問してくださる方が多く、私も自然と熱が入ってきます!
一度、基本的な説明をしてしまった後は黙々と作業を続ける時間がメイン。それぞれの作業に没頭されているのを感じますが…^^
「息、してますかー?(笑)」
と、これはレッスン中に必ず出てくる注意事項です(笑)絵付けに没頭していると、ついつい呼吸を忘れてしまうんですよね…(苦笑)
絵付け未経験・少し不安があるという方も、一度絵付けを始めてしまえばどんどんコツを習得して、楽しく作業してもらえます。雑談もしながら、終始楽しい雰囲気で取り組むことができましたよ^^
参加者さんの作品(一部)
最終的に出来上がった作品の一部をご紹介します。
ワークショップの参加受付開始直後に申し込んでくださったS様は、最後の最後まで丁寧に粘り強く絵付けに取り組んでくださった姿が印象的でした。サンプル作品通りの色を選びつつも、一部違う色を使うなど、チャレンジされましたよね!
お友達にポルトガルの陶器絵付け(アズレージョ)をする方がいらっしゃるそうで、今後のワークショップのアイディアもたくさん教えてくださいました。
あとで知ったことなのですが、S様には赤ちゃんがいらっしゃって、育児の合間を縫ってワークショップに来てくださったのだとか…。小さな子供がいるときに自分の楽しみの時間を確保する大変さと大切さは身に染みて理解しているので、S様の貴重な自分時間を私のワークショップに使ってくださったことが嬉しくて、嬉しくて(;;)忙しい日常の合間に、自作のソープボトルを見て「ふふっ」と笑顔になる時間がありますように…^^
ちなみに、当校のレッスンはベビー・キッズの同伴が可能です!
お散歩の途中で当校のポスターを偶然発見し、そのままワークショップに申し込んでくださったというM様。もう、何を話す前からでも明るいお人柄が滲み出る、朗らかなM様は、そのお人柄そのままの明るい色合いの作品を仕上げられました^^
私が何気なくつぶやいた言葉をきちんと拾われていて、「こんな応用できますか?」「思い切って、こうしてみたい!」など、自由な発想で絵付けを進めてくださいました。M様がたくさんの質問を投げてくれたおかげで、ワークショップ全体の質がグンと上がった気がします。
普段から手作りが好きだそうで、「なくてもいいんだけど、あると嬉しいちょっとしたものを作るのが好き」という共通点を見つけた時は、2人ではしゃいじゃいましたね(笑)
「絵付けはやったことありません」と最初に教えてくださったH様。最初から難しいグラデーションのやり方をお伝えしたのですが、あっという間に習得されましたね(笑)
サンプル作品をじっと見ながら、基本に忠実に、でも思い切りの良さもあるバランスのよい絵付けです^^「グラデーションをつける部分はどう決めるんですか?」という質問に、簡単なコツをお伝えしたら、どんどん作業が進んでいきました。
絵付け未経験からスタートしながらも、複雑な絵付けもやってみたい!というお言葉をいただき、たった2時間のワークショップではあるのですが、とても楽しんでくださった様子が伝わってきて、「やって良かった…(;;)」と感激しています。
また、すでに自分の絵の具を持っている方で、ソープボトル(下絵済み)だけご購入可能というスタイルを初めて導入^^
こちらは、ベーシックコースの修了生さんがご購入くださいました。自宅でのんびり、絵付け時間を楽しんでもらえたらと思います!
久しぶりのワークショップは課題も…
2年ぶりのワークショップでは、課題も見つかりました。最大の課題は時間オーバーです(;;)
デザインを作っている段階で、「このくらいの内容ならば、2時間枠に収まるだろう」と計算するわけですが、絵付け初心者さんが取り組むにはボリュームが大きすぎて、やや時間オーバーするという結果になってしまいました。
皆さん「気にしませんよ」「大丈夫ですよ」と仰ってくださいましたが、前後に予定がある方も多いので、終了時刻を守るのは大切なことです。今回の経験を踏まえ、絵付けのレベル感・ボリューム感を調整していこうと肝に銘じました。
今後のアイディアもたくさん生まれました^^
ワークショップの楽しいところは、色々なアイテム、様々なデザインを気軽に絵付けできること。参加者さんからもらえる「こんなものも作ってみたい」というアイディアは、とっても参考になるんです。
・実用的なもの(お皿など)
・アート寄りのものなら、使い方が想像できるもの(ウェルカムサインなど)
・西洋絵付け特有のデザイン
・複雑なデザイン
など、私ひとりではなかなか思いつかないアイディアがポンポン飛び出して、とても参考になります^^
私だけで考えると、どうしても決まった路線を行きがちなので(苦笑)
いただいたご意見は、これからの企画の参考にさせてもらいますね!
今年は、ワークショップの定期開催を予定しています。情報はHP(ブログ)やインスタグラムで発信していきますので、どうぞお楽しみに!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。