育児や介護…女性の人生はやることいっぱいだからこそ。
こんにちは、山岡ルイです^^
先日、私がお世話になっているスペインタイルの教室で制作していたときのエピソードです。
私はいつも一人で黙々と作業しているのですが、教室にはグループでいらっしゃる方も多いです。その日は、60代くらいの女性グループと一緒になり、皆さんの話が何となく耳に入ってきていました(盗み聞きするつもりはないのですが、隣の席だとどうしても聞こえてしまうのです^^;)。
皆さん「次のレッスンは何日にするか?」と話し合っているのですが、その会話のなかに何度も登場していたのが「おばあちゃんのデイケアが決まったら出て来られるんだけど…」「デイサービスのお迎えが◯時にあるから…」といった言葉。
年齢的に、親の介護が大きなトピックなのだな、とすぐに分かる内容でした(たくさん聞こえちゃってすみません!汗)。
ここで私が思ったのは、会話の内容を「子ども」に置き換えると、私が普段話している内容と全く同じになるな、ということ。
「子どもの預け先が見つかれば、外に出られるんだけど…」
「◯時には一時保育のお迎えがあるから、それまでに帰ってこないと…」
もちろん、育児も介護も、家事だって、女性だけの仕事じゃありません。家庭によって考え方も違えば、社会の価値観もどんどん変わっていく。
それでも、女性が家庭・家族にまつわる用事の中心にいるのは、今の日本の平均的な状況ではないでしょうか。
今の私は育児が人生のメインで、ほとんどの時間とエネルギーをそこに投入しています(「もう少ししたら、子どもから手が離れるから」っていうのを、ここ2年間ずっと聞いてるけど、、、まだ離れてないよ笑。もう少しってどのくらい!?)。
もちろんこの状況が永遠に続くなんて思っていないけれど、本当に子どもから手が離れたな!(経済的に自立するとか、結婚するとか)と思うころ、今度は家族の介護が始まるかもしれない。自分や夫が病気をして、ケアが必要になってくるかもしれない。
そう思うと、女性が自由に働いたり、動いたりできる期間は、それほど多くないのかもしれません。
育児していたって、介護していたって、色々な折り合いをつけながら、しなやかに柔軟に生きていけるのも女性の良さだと思います。でも、そうやって生きていくには、工夫と気力・体力、そして周りのサポートが大切だなって痛感しました。
子どもも家族も、私の人生の大切な登場人物。
(自分以外の人、という意味で)他人ではあるけれど、完全に自分の人生と切り離せる存在ではありませんよね。自分を大切に、でも自分以外の存在も当然大切にできるように。しなやかに強く生きていきたいと改めて思った出来事でした。
〜頑張る母ちゃんがやってるワークショップです〜