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気負わず楽しむ、陶器絵付けの教室です。
2021-03-22

【素材選びのコツ】無印良品/IKEA/ニトリを比較

こんにちは、ホームポーセリンアート講師の山岡ルイです^^

pebeoポーセレン150を使った陶器絵付けに役立つ情報をお伝えしています。

「絵付けの素材を買うとき、使いやすいお店ってどこだろう?」

これまでにも、読者さんが使いやすくて、買いやすい素材を見つけられるお店をいくつか紹介してきました。私も絵付けを楽しむ者として常にアンテナは張っていますが、今日は「無印良品」「IKEA」「ニトリ」それぞれで実際に商品を購入し、使いやすさや買いやすさ(お値段)を比較してみたいと思います^^

無印良品/IKEA/ニトリのマグカップ

比較したのは、それぞれのお店のマグカップです。

絵付けの素材として需要がありそうなアイテムを選んでみました^^

無印良品のマグカップ

まず無印良品のマグカップです。いくつか種類がありましたが、小ぶりなものを購入してみました。コーヒーや紅茶用にもいいですし、どんな場面でも使いやすいデザインだと思います。

IKEAのマグカップ

次にIKEAのマグカップです。無印良品のものより幅広のスクエア型で、スタイリッシュな雰囲気があります。

ニトリのマグカップ

最後にニトリのマグカップです。ほかのお店のものと比べ一番背が高く、容量も大きいのが特徴。日常使いするときには、このくらい量が入るものだと楽ですよね^^

①色を比較

今回購入した3点はすべて白いマグカップです。しかし、一言で「白」といっても、色味には違いがあります^^

左から

IKEA/無印良品/ニトリ

のマグカップです。左のIKEAは純白に近く、無印良品、ニトリの順番で黄みが強くなります。ニトリのマグカップは、いわゆるオフホワイト(きなり色)です。

IKEAのように黄みのない白はシャープな印象、ニトリのように黄みが強い白は暖かい印象を与えます。どれも同じ白だけれど、並べてみると違いが分かりますよね。

絵付けをするときも、同じ色を使ったとしても、下地の色によって発色に違いがみられます。すっきりシャープな作品にしたければ、IKEAのように純白のものを選ぶといいですし、ほっこりした印象にしたければ、ニトリのような色みのものを選ぶといいでしょう。

②厚みを比較

次に、それぞれのマグカップの厚みを比較してみました。

厚みも、それぞれのお店で個性が分かれるところです。右上から時計回りに、

無印良品/IKEA/ニトリ

の順で薄い作りになっています。

作りが厚い陶器ほど、当然重くなります。重い陶器は使用時に手の負担が増えますが、割れづらいというメリットもあります。また、絵付けのときの話をすると、実は薄い方が軽くてよい、というわけでもありません。もちろん軽い陶器のほうが持ち上げて絵付けするのには楽ですが、テーブルなどに置いて絵付けするのであれば、多少重みがあるほうが、陶器が動かないので絵付けしやすいのです^^

厚みに関しても好みが分かれるところなので、使用するシーンを想像しながら選んでみてくださいね。

③収納・スタッキングのしやすさは…

マグカップに限らず、食器はスタッキングして(重ねて)収納することが多いですよね。スタッキングのしやすさでは、IKEAが優秀です^^

スクエア型ということに加え、適度な重みがあるため、縦に重ねて収納しやすそうです。(あくまで私が購入したものに関してですが)無印良品のマグカップは底がコロンとした形状な上に、軽いので重ねて収納するのにはバランスを崩して割れる不安が残ります。また、ニトリのマグカップは背が高く、そもそも重ねて収納するタイプのものではなさそうです。省スペースな収納を目指すなら、IKEAが良さそうですね^^

④値段で選ぶなら…

絵付けの素材を購入する際に気になるのがお値段だと思います。あまりに高価なものを購入すると絵付けの失敗が怖くなるし、「もういくつか欲しい」となったときに買い足しに躊躇しますよね(笑)その点、一番お安いのがニトリでした。

なんとひとつ100円です(2021年3月現在)。さすが、お値打ち価格を代表するメーカーだけあり、ほかのどこにも負けない価格帯です。

ニトリの残念な点をひとつ挙げるとすると、アイテムのラインナップが少ないことです。絵付けの素材としては「シンプルな白い食器」が欲しいところですが、ニトリとその系列ブランド「HOME DECO(ホームデコ)」どちらも見た結果、白い無地のマグカップは写真の商品1種類でした。

柄や装飾が入っているものはたくさんありましたが…。

もちろん、無印良品もIKEAも買いやすい値段なので、あえて一番安いお店を挙げるならニトリ、という感じです^^

⑤買いやすさなら…

気軽に立ち寄れて、パパッと買い物できる利便性の高さは無印良品が勝利!

私が住んでいるところから行ける範囲で考えても、

無印良品…3店舗

ニトリ…2店舗

IKEA…1店舗

ですから、全国に約400店舗ある無印良品はやっぱりとても便利です^^「買い足したいなぁ」と思ったとき、すぐに買いに行けるお店は重宝します。

3つのメーカーを比較しての感想

今回、3つのお店のマグカップを比較しての感想をまとめますね。価格・デザインなど、どの要素の優先順位が高いのかは人それぞれですが、私はデザイン性の高さを優先しています。デザイン性の高さを基準にするならば、スタイリッシュなIKEAのマグカップが一番良いと感じました。

ただし、買いやすさも大切な要素なので、そうなると無印良品が一番です。無印良品の商品はデザイン性もあり、また食器以外の陶磁器製品が充実していることから、頻繁に通うお店ならば無印良品を選びます^^

皆さんが優先したいこと・好みなどから、ベストなお店を選んでくださいね!

今日お話しした無印良品とIKEAについては、他の記事でも紹介しています。こちらの記事もぜひお読みください♪

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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