賃貸でも大丈夫!お気に入りの陶器を壁に飾る方法
こんにちは、山岡ルイです^^
pebeoポーセレン150を使った陶器絵付けに役立つ情報をお伝えしています。
今日は「お気に入りの陶器を壁に飾る方法」がテーマです。
自分で絵付けした絵皿や陶板を、インテリアとして壁に飾りたいと思ったことはありませんか?
私も、海外のおしゃれな家の写真に出てくるような、壁にたくさんの陶器が飾られている風景に憧れる1人です。
「でも、重たい陶器を壁に飾る方法なんて分からない…」
「賃貸物件だから自由にフックをつけられない」
と、諦めてしまうのはもったいない!
少しのコストでお気に入りの作品を壁に飾る方法をご紹介します。
陶器を壁に飾るとき用意するもの
陶器を壁に飾る際に必要な道具は、飾りたい作品が木枠などのフレームに入っているかどうかで変わります。
作品が木枠やアイアンフレームなどに入っている場合
必要な道具は以下の通りです。
・作品
・石膏ボード用の画びょう
作品がフレームに入っていない場合(作品がむきだしのもの)
特に額装されていない作品の場合は、次の道具が必要です。
・作品
・プレートハンガー
・石膏ボード用の画びょう
ケースごとに解説していきます。
作品がフレームに入っている場合
すでに作品が額装されている(もしくは、額装する予定である)ときには、額の裏に市販の三角フックなどを取り付けます。こういったフックは、額に付属していることも多いですよね。
作品を額装するメリットとしては、作品の耐久性が高まることと、見た目が良くなることです。
作品がむき出しになっていると、何かの拍子に割ってしまったりすることがあるので、気になる方は額装した方がベターでしょう。
逆にデメリットとしては、作品にぴったりのサイズの額を見つけるのが大変な点が考えられます。
一度、自分の作品をおさめる額縁をフルオーダーで作ろうとしたところ、額縁屋さんの見積りが4万円くらいして諦めたことがあります^^;
先に額縁のサイズありきで作品の大きさを決めれば問題ないので、陶器の厚みがきちんとおさまる額縁を探してみてもいいかもしれません。
DIYが得意な方であれば、額縁を自作するのもいいですよね!
さて、フレームの話にそれてしまいましたが…フックがついたフレームであれば、石膏ボード用の画びょうを壁にさして、そのまま作品をかければOKです♪
私が使った画びょうは東洋工芸さんの「かけまくりシリーズ」のもので、3kgの重さまで吊ることができる「メタルフックS」というサイズです(画びょうの種類は作品の重さに合わせて選んでください)。
ロフトや東急ハンズ、ホームセンター、ネットショップ等で購入可能です。
数百円で買えるのが嬉しいですよね^^
画びょうとフックをセットし、
壁に強く押し込みます。
これで準備完了です♪
あとは、作品側の三角フックを、画びょう側のフックにかければ終了です。
作品がフレームに入っていない場合(作品がむきだしのもの)
次に、作品がフレームに入っていない場合の対処法を紹介します。
フレームに入っているときと違い、追加でプレートハンガーを用意してください。
私が愛用しているのはJESさんのプレートハンガーで、ネットショップで購入しています。JES社はイギリスの会社なのでリンク先が英語になっていて戸惑うかもしれませんが、東急ハンズやamazonで気軽に購入できるので安心してくださいね。作品の大きさや重さにより種類・大きさが変わるので注意しましょう。
プレートハンガーの取り付け方
まず、作品を裏返します。
次に、プレートハンガーのツメを作品の上部にかけ、バネを引っ張りながら下部にもツメを引っ掛けます。
このとき、ハンガーの上下と作品の上下が一致するよう気を付けてください。
※ハンガーが山型に折れている方が上です。
作品を表にして、ハンガーのツメが作品の上下左右バランスのいい部分に位置しているか確認・調整します。ここでずれていると、壁にかけたときに作品の絵柄が傾いてしまうので注意ですよ!
石膏ボード用画びょうを壁に刺し、作品をかける
あとは最初に説明したときと同じ要領で、画びょう側のフックにプレートハンガーの山型部分を引っ掛けて終了です。
石膏ボード用画びょうを活用して、作品を安全に飾ろう
壁紙が貼ってあって分かりづらいですが、日本の住宅の壁は薄い石膏ボードでできていることが多いです。
カレンダーやポスターを貼るだけであれば、普通の画びょうでも構いませんが、陶器のように重いものを吊ろうとすると、陶器の重みに負けて画びょうが外れてしまいかねません。
とはいっても頑丈なクギを打って…というのは、賃貸物件だと気が引けますよね^^;
石膏ボード用の画びょうは、足が二股になっていてボード内でしっかり固定されるようにできており、抜いても痕が分かりづらいのが特徴です。
繰り返しになりますが、万が一作品が落下して割れてしまわないよう、耐重量に余裕がある画びょうの種類を選んでくださいね。
他にもある!陶器を壁に飾るための道具
陶器を壁に飾る方法は、他にもいくつかあります。
ピクチャーレールに飾る
最近では賃貸物件にも設置されることが増えてきたピクチャーレール。
アート作品だけでなく、洋服をかけたり色々と便利に使えますよね。
私が以前住んでいた部屋にはピクチャーレールがあったので、上述したプレートハンガーをつけた作品を飾っていました^^
もし備え付けのピクチャーレールがあれば、活用しない手はありません。なんといっても壁に穴をあけなくて済むのが嬉しいですよね。
DISC PLATE HANGERを使う
本格的な仕上がりになるのがDISC PLATE HANGERを使う方法です。
下に載せたのはインスタグラムで見かけた写真ですが、右上のほうに、陶板が素敵に飾られている様子が見えますか?
DISC PLATE HANGERは、丸いシールにフックが付属した形状をしていて、そのシールを絵皿などの裏に直接貼ります。
プレートハンガーのようにツメが露出せず、作品と壁の隙間もほぼなくなるので、見栄えが良いのがメリットです。
デメリットを挙げるとすると、一度貼ったシールは剥がしづらいので、絵皿などであっても観賞用として使うことになること、また、価格が高いことですね。
実は私はまだ使ったことがないアイテムなので、あまり詳しく解説できず申し訳ありません…。
まとめ
日本では、重い陶器を壁に飾る文化はあまりありません。
住宅事情を考えても、強度の面に不安が残ります。
かといって、自分の好きにできる頑丈な家を作るのは、すぐには難しいですよね^^;
色々調べ、試した結果、今ベストと思う方法をご紹介しました!
ぜひマネしていただけると嬉しいです。
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