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気負わず楽しむ、陶器絵付けの教室です。
2024-04-11

【2024年4月6日配信インスタライブ】星の王子様のバラ

山岡ルイのインスタグラムで、週に一度インスタライブを配信しています(^^)

絵付けの解説をしながら、視聴者さんからいただいた質問に答えて交流するというのがコンセプトです。絵付けの解説あり・おしゃべりありと、「まるでラジオを聞いているみたいで楽しい」というお声をいただいています(^^)

2024年4月6日回では、“バラのリース”を解説しました!

丸い陶板に、バラの花や葉をリース型に配置する構図です。

実は今回、インスタライブで何を絵付けしたらいいですか?とフォロワーさんにお聞きしたんです。色々なアイディアを送っていただいた中で『4月6日は、“星の王子様”の初版出版日。それにちなんだ絵付けはどうですか?』という意見を採用させてもらいました。

せっかくなので4月6日ピンポイントのアイディアを採用させてもらいました。他にも「母の日に向けた作品」「春らしい苺柄」などのアイディアがありましたが、こちらは他の日程で描かせてもらいますね!ありがとうございました(^^)

インスタライブに向けて『星の王子様』を再読する真面目な私(笑)。何年ぶりだろう?というくらい久しぶりに読みましたが、若い頃に読んだ時とは違う感想を抱くものですね。やはり『星の王子様』といえばバラの花が印象的かなと思い、バラのリースを描くことにしました。

苦手なモチーフを描く時のコツ

バラを描くと決めたものの、実は私ってバラが得意ではないんです。品種によるのでしょうが、気品と存在感が大き過ぎて どう挑戦していいのか分からなくなるモチーフの1つ…。

趣味として絵付けを楽しんでいる方が、あえて苦手なモチーフを描くことはないかもしれませんが、

●レッスン課題として描くことになった

●人から依頼を受けて描くことになった

というようなケースで、馴染みのないモチーフを描くことがあるかもしれません。

そんな時に意識して欲しいのが“自分の得意なスタイルに寄せて描く”ことです。

例えば色。普段からよく使う、自分が好きで使いやすいと感じる色を選んでみてください(^^)今回、私が描いたバラは緑単色でまとめています。本来は多色使いで描くのがセオリーだけれど、私が好きなシンプルで落ち着いた印象にしたくて、単色を選びました。

インスタライブ内で描き切る必要があるので、色数を絞っているという事情もあります(笑)

また、陰影を重ねてリアリティを追求する画風ではなく、シルエットを抜いたようなデザインで描くのも私の好きなスタイルです。

こういった風に、たとえ自分が苦手意識を持っているモチーフだったとしても、自分の得意な描き方に寄せていくことで、自信を持って描き進めることができますよ(^^)

複雑そうな構図も、意外とシンプル◎

もうひとつ、お伝えしておきたいのが“複雑そうに見える構図は、意外とシンプルなパターンの組み合わせでできている”ということです。

私が描いたバラのリースは「バラ①」「バラ②」「つぼみ」「葉」の4つの図を角度・大きさを変えて繰り返し描いているだけ(^^)複雑に見えるかもしれませんが、実はデザインという点においては かなり省エネしているのです。ただ労力を節約するために…というわけではなく、同じパターンの繰り返しは見る側に安心感を与えるという効果もあります。

どうしても単調さが気になる時は、モチーフの大小や向きを強めに変えてみましょう。

もちろん、複雑な構成でできている複雑な絵もあるので(笑)すべての絵がシンプルな構成というわけではありません。複雑な絵に挑戦する楽しさと、気軽に絵付けする楽しさは別物なので、シーンや気分に合わせて取り組み方を変えてみてくださいね(^^)

最近はインスタライブ開催が定着してきて、楽しみにお待ちいただいている方もいらっしゃるようです。ご視聴いただいた皆さま、ありがとうございます!コメント・交流が励みになっています。今回のライブも含め、過去のインスタライブはすべてアーカイブ視聴できます。リアルタイムは時間が合わないという方も、どうぞお楽しみください(^^)

次回のインスタライブは【2024年4月13日(土)22時】です!山岡ルイのインスタグラムをフォローの上、ぜひ遊びにきてくださいね♪

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