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気負わず楽しむ、陶器絵付けの教室です。
2023-10-19

デザイン集の制作・発売が決定!〜背景にある思い〜

「普段使いの陶器絵付け・スタジオアートピース」の山岡ルイです(^^)

先日のベーシックコース同窓会で、こんな声が聞こえてきました。

●デザインが作れないから絵付けできない…

●見本があったら絵付けできるんだけど…

●アイディアが湧かなくて絵付けはご無沙汰…

せっかく時間とお金をかけて絵付けを学んだけれど、何を描いたらいいか分からない・デザインを作れないという理由で、絵付けから遠のいてしまったという方が結構いらっしゃったんです(;;)

同窓会の集合写真(^^)

先にお話しすると、私は「絵付けに飽きてしまった」「これじゃなかった」と感じて、絵付けをやめることは全く悪いと思いません!

皆さん、趣味で取り組まれている絵付けです。誰かから強制されて嫌々・渋々やるものじゃないですよね。飽きたらやめていいし、しんどい思いを抱えながらやらなくていい。だって、趣味なんですから(^^)

もちろん、ずっと絵付け好きでいてくれたら私は嬉しいですが!(笑)

とはいえ、ですよ。

絵付けしたいという気持ちがあるのに、描くデザインが思いつかないのが原因で絵付けをやめてしまう人がいるのは、とてももったいないなと思うんです。

そこで、スタジオアートピース初のデザイン集(絵付け解説付)を制作・発売することにしました!

●スタジオアートピースらしいデザインが豊富

●詳しい解説で、ブランクがあっても迷わず絵付けできる

そんなデザイン集を作ろうと思います(^^)

なんでも手探りだった過去の私

デザイン集を作ろうと構成を考えていたとき、ふと数年前の自分を思い出しました。

当時、状況的に身動きが取りづらかった私は、絵付け教室に通うのも難しかったんです。家でも絵付けの勉強はできるかもしれないと思い、大きな本屋さんに行って絵付けの指南書を探しました。

でも、そもそも絵付けの本自体が少なく、何冊か手に取ったものは職人仕事を紹介するような玄人(くろうと)向けの内容で、私が求めていたカジュアルな指南書とは少し違ったんですね(^^;)

絵付けの本が見つからなかったので、絵付けから離れすぎない別のジャンルから学ぼうと決めました。陶器絵付けではなく、絵の具で描く絵の本は 比較的たくさん見つかったんです。

私が好きな ノスタルジックで暖かさを感じるフォークアートは各国にあります。トールペイント、ヒンデローペン、ローズマリング…そういった絵の描き方を学んで、陶器絵付けに応用することを思いつきました。

各国のフォークアート・民芸についての情報を集めて、「何という技法名なのか」を調べ、関連する参考書や図録を集めました。こうした流通量が多くないジャンルの本は高額なものも多く、洋書かつ絶版の本なんて本当に高くて…買うときはドキドキしましたが(笑)、知りたい欲求が勝って、思い切って購入していました(^^)

参考書や図録を手に入れて終わりではありません。そこから学んで自分のものにしなくてはいけないのですから。解説が詳しいものもあれば、ほとんど省略しているものもあります。そもそも外国語で書いてあるから読めないものもあります(^^;)

本音を言えば、日本人の先生から直接学びたかったけれど、当時探した限りでは そういった教室が見つからなかったので、すべて独学が基本でした。

今まで学んできた絵付けの知識もフル活用しつつ、

①解説を読解して、

②まずは紙に絵の具で描けるよう練習して、

③最終的に陶器にも描けるように知識を消化していきました。

心もとなさ を抱えながらの地道な作業

こうした作業は地道すぎるくらい地道です。好きな分野の勉強であること&コツコツ作業が苦手ではないことが功を奏し、続けること自体は苦ではありませんでした。

でも、

●分からない言葉が出たら一旦手を止めて調べる

●(外国語の本であれば)解説の大部分を予測で読み進める

●質問する相手がいない

こうした不便で不安定な気持ちを抱え、常に心もとない気分だったのは否めません。

安心して頼れるデザイン集・指南書を作る!

困っている声を聞かせてくれた生徒さんに届けたくて制作を決めたデザイン集ですが、今は頼れる相手がいなくて困っていた過去の私にも渡せるデザイン集を作りたいとも思っています。

●家で絵付けを楽しむ方が安心して頼れる

●描いてみたい!と思えるデザインが豊富

●丁寧な解説がついている

そんなコンセプトのデザイン集にします(^^)

制作風景はブログでもご紹介していきたいと思いますので、完成まで楽しみにしていてくださいね♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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