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気負わず楽しむ、陶器絵付けの教室です。
2024-10-28

【陶器を楽しむ】子どもと一緒に!2024年版・クリスマスオーナメント作り

「普段使いの陶器絵付け・スタジオアートピース」の山岡ルイです(^^)

陶磁器専用絵の具・ペベオ ポーセレン150を使った絵付けに関する情報を発信しています。

今回は毎年恒例になりつつある「子どもとのクリスマスオーナメント作り」の様子をご紹介します!

自分だけで絵付けに向き合う時間も良いけれど、誰かと一緒に時間と作業を共有するのも 絵付けの楽しさの1つです。小さなキッズと絵付けを楽しむ時のコツについても書いておきますので、ご家庭で絵付けを楽しむ際のヒントにしてみてくださいね(^^)

1年に1回の恒例行事:娘と作った過去のオーナメント

クリスマスオーナメントを作り始めたきっかけは、「ヨーロッパでは毎年、年号入りのクリスマスオーナメントを買い足してツリーに下げる風習がある」という記事をどこかで読んだことでした。毎年1つずつ、長い時間をかけてツリーが豪華になっていく…なんて素敵な風習なんだ!という憧れがあったんですよね。

クリスマスマーケットに出かけてオーナメント選びするのも楽しそうだけれど、とりあえず手持ちのオーナメント(プラスチック製)に絵付けして自作するのはどうかな?と考え、その年に描いたオーナメントがこちらです。

陶磁器専用絵の具・ペベオ ポーセレン150で絵付けしていますが、オーナメントがプラスチック製なので焼き付けはしていません。

この仕上がりに大満足し、ふと、当時4歳の娘にも描かせてみようと筆を握らせたのが、娘とのオーナメント作りの始まりでした。つまり、完全に行きがかりで始まったんです(笑)

もとは「毎年、新しいオーナメントを1つずつ追加する」というコンセプトだったのが、「毎年娘とオーナメントを作る」に変化し、今では「娘の成長を感じる機会・彼女との思い出作り」の一環になっています(^^)

本人も「あぁ、今年もやるのね」といった感じで、私の誘いに付き合ってくれていますが、嫌がられないうちは何年でも続けたいと思っている大切な恒例行事です。

過去の作品を振り返ってみると、娘の成長や、その時の感情を思い出せます。

2021年:4歳

陶磁器専用絵の具・ペベオ ポーセレン150で絵付けしていますが、オーナメントがプラスチック製なので焼き付けはしていません。

母に筆を持たされ、何をしているのか本人はよく分からないまま終わったであろう(笑)4歳の作品。本当に「筆で線を引いた」くらいの工程でしたが、自由で迷いのない線が好きです。

4歳はまだまだ言葉も出ないし、大人の言葉を理解するのも難しいので、何か描けたらオッケーくらいの おおらかな気持ちで見守ってあげてください(^^)

2022年:5歳

1年後、この年は陶器製のオーナメントに絵付けさせてみました。

陶器製オーナメントなので、絵付け後 焼き付けもしています。

テーマは「海の中」。この時は本人の中で描きたいテーマが定まっていました。1年でこんなに成長するんだなと驚いたものです。

好きなテーマに好きな色を全部使って、本人の好みや その時の興味関心が全面に出ているのが楽しいですよね(^^)

この年頃では「あれもしたい、これもしたい」という気持ちが先行して動きが散漫です。その動きや前向きさを止める必要はありませんが、勢い余って絵の具を倒したり水をぶちまけたりするので(苦笑)、大人はアシスタント役として、筆を洗ったり絵の具のキャップをあけたり、快適な絵付け環境維持に徹しましょう!

2023年:6歳

3年目はこちら。

陶磁器専用絵の具・ペベオ ポーセレン150で絵付けしていますが、オーナメントがプラスチック製なので焼き付けはしていません。

もともと持っていたプラスチック製のオーナメントに好きな色を塗ったものですが…本当に塗っただけの絵付けで、正直、娘も私も全然印象に残っていないオーナメントでした(苦笑)

「2023年は絵付けしなかったんだっけ?」と話し合うくらいで、先ほど倉庫からオーナメント一式が入ったケースを出してきて、ようやく思い出したくらいです。この年は時間がなかったのか何なのか、とりあえず恒例行事だから何かやらなきゃ!と焦って仕上げたのか…?よく分かりません(笑)

まぁそんな年もあるかな。諦めなかっただけ良しとしましょう!

2024年版:娘作のオーナメント

そして今年もオーナメントを作る季節がやってきました。おなじみの丸型オーナメントを2枚渡し、今年はどんな絵を見られるのか楽しみに見守ることに。

そして完成した2枚がこちらです!

今までの概念的というか抽象的な作風から一転!「クリスマスツリーとサンタクロースを描きたい」というしっかりしたビジョンのもと、細かいところまで描き込んで完成させた2枚です。

絵付け風景

「トナカイの隣にサンタを描きたいから、バランスは…」「夜空に星を描いたらいいと思う」など、自分のアイディアを形にしました。

ピカピカ光る赤い鼻のトナカイが引っ張るのは、サンタさんとたくさんのプレゼントを載せたソリ。特にサンタさんの帽子が難しかったそうです。

私の感想としては、2つのモチーフ(トナカイ+ソリ)を画面の中に収めることができたのが素晴らしいなと思います(^^)

こちらはクリスマスツリーです。大きなプレゼントがもらえる期待を込めて、大きな赤い靴下も描き入れました。青・緑・黄・赤と、限られた色数ですが、情景がしっかりと浮かんできます。

娘も私も大満足の出来になりました!クリスマスツリーを出すのは1ヶ月ほど先の予定ですが、飾るのが楽しみです。

こうやって今年も新しいオーナメントを作り足し、娘との思い出がまた1つ増やすことができました。作って楽しく、使って(飾って)楽しい陶器絵付けの魅力ってこういうところだなと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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