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生活を彩るタイルアートの教室です。
2017-10-04

お財布盗難事件

窃盗事件の犯人!?

スペイン留学中、楽しい事ばかりではありませんでした。
アジア人蔑視のような扱いを受けた事もあるし、嫌な気分になる言葉をかけられる事もたまにあります。
これは留学あるあるなのかな…。
その中でも一番記憶に残っているのは、通っていた語学学校で窃盗事件の犯人に疑われた事でした。

これは日本人だから犯人にされたというよりは、状況的に私が疑われたのかなと思うのですが、
クラスで私の隣の席だったフランス人のティーンの女の子が、お財布を盗られたみたいでした。
授業前から教室の外でフランス語で騒いでいて内容も分からないし、ティーン集団はもとから授業態度もあまり良くなくて^^;
なかなか教室に入ってこない女の子を待っていた先生も「仕方ないからもう授業始めちゃおう!」となっていた時、いきなりその女の子の友だちがクラスに入ってきて私を呼ぶんですね。

スイス人の友人(フランス語が堪能)が間を取り持ってくれて、どうやら隣席の女の子のお財布が盗まれて
隣席の私が怪しいから話をしたいと言っているようだと説明してくれました。
先生も、スイス人の友人も、他のクラスメイトも全員そんな事信じないし、もちろん私は犯人じゃない。
その場は先生が「放っておこう」と仕切り直して授業は再開しましたが、本当に嫌な気分でした。

説明・主張・交渉できないもどかしさ

その後分かった事件の真相は、ティーンの子たちが泊まるドミトリー内で、その子たちの内の1人が(出来心で?)お財布を盗ったのだとか。
子供っぽいトラブルで、「あっそう」と終わるような話だったけれど、私は結構傷ついてて(笑)

何が一番悔しいかって、きちんと自分の言葉で気持ちを説明できなかった事。
もし意思の疎通が堂々とできれば、身の潔白も、人に疑いをかける失礼さも主張できるのに、
スペイン語が不自由でそれが出来なかった。(もちろんフランス語はさっぱり)

言葉が話せないだけで、不利な状況に置かれた時に意見を言えないっていうのは
損した気分になる前にこんなに悲しい気持ちになるんだと痛感しました。

海外で生きるという事

理不尽な出来事に悔しさを噛み締めていたけれど、
海外で生きるって大なり小なりこういうトラブルは必ず起こるし、
海外で生きる選択をした以上、リスクを受け入れる覚悟は必要。
そして理不尽さに負けないよう、きちんと戦える言葉と意見を持つ事が大切。
あと、私みたいにいちいち落ち込まないメンタルかな(笑)

色んな外国人と接する中で、逆に自分の思考傾向についても考えるようになりました。
外国人に対する差別や偏見、国籍ひとくくりで人を判断する危うさ。
「日本人だからこう」とか、「○○人だからこう」とか簡単に処理してしまうのは、思考停止に近い。
どの国の人であろうと、目の前で出会ったその人個人を見よう。と思いました。
辛かったり悲しかったりもしたけれど、今となっては大きな気づきを得られた経験です^^

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