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生活を彩るタイルアートの教室です。
2020-10-27

【絵付けテクニック】〜pebeoポーセレン150〜文字をキレイに書こう(ナチュラル書体・大文字編)

こんにちは、山岡ルイです^^

pebeoポーセレン150を使った陶器絵付けに役立つ情報をお伝えしています。

今日は「pebeo ポーセレン150で文字をキレイに書く」がテーマです。

絵の具で文字を書くのは、絵を描くのとは違うコツが必要になってきます。

まずはナチュラル書体・大文字編と題して、筆で手書きしたようなナチュラルな文字をキレイに書くコツをお伝えしていきますね^^

なぜ文字は難しい?文字を美しく書くための3つのコツ

前に、レッスンで使用したサンプル用のタイルです(指導用のサンプルタイルなので、色々ごちゃついているのはご了承ください^^;)。

真ん中にナチュラルな書体で「Welcome」と書いてありますが、生徒さんも結構苦戦されていました。絵を描くことには慣れてきても、文字がなかなか上手に書けないという方は多いです。

というのも、世の中の人みんな、文字を見慣れているから。キレイに印字されたアルファベットや日本語の羅列に慣れているので、手書きされた文字の「ちょっとしたズレ」や「ゆがみ」を敏感に察知してしまいます。絵であれば、多少ズレたり曲がっていても、何となくまとまってくるのですが、文字についてはそうはいかない所があるんですね。

均等の力・均等の濃さで書くのを心がけると良いです◎

絵を描くのと、文字を書くのでは、違うコツが必要になると説明しました。そのコツは次の3つです。

①1文字ずつ・1画ずつ書く

②1画分は何度か重ね書きして理想の濃さにする

③1画が長い文字は分割して書く

※なお、この3つのコツは、手描き感のあるナチュラルな書体に合う方法なので、ゴシック体やイタリック体(斜めになったエレガントな書体)のコツとは少し違うことにご注意ください。

では実際にアルファベットの「A」を書く写真を入れながら見ていきましょう^^

筆先に液だまりするくらいpebeoポーセレン150を取る

1文字あたりの大きさにもよりますが、大文字を書くときには筆先に絵の具が液だまりするくらい多めの絵の具を取ります。

<コツ①:1文字ずつ・1画ずつ書く>1回書いたら絵の具を補給です

「A」の1画目を書きました。なんとなくそのまま続けて2画目に行ってしまいそうですが、絵の具をたくさん取って書いた割に、色が薄くて物足りない感じがしませんか?このまま2画目に進んでしまうと、更に絵の具が薄まって、文字全体の印象も薄くなってしまいます。

1画書いたら絵の具を補給して、続けざまに2画目に入らないようにしましょう。

<コツ②:1画分は何度か重ね書きして理想の濃さにする>

1画目の斜線が思ったより薄かったので、重ね塗りして濃さを調整します。pebeoは、乾燥してきた絵の具の上に新たに絵の具を乗せると下の絵の具がヨレてしまうので、乾き切っていないうちに重ね塗りし、理想の濃さに仕上げます。

二度塗り
三度塗りで長さも出てきました。

3回塗り重ねて、ようやく納得いく濃さになりました^^

ここまで書いて、1画目が終了です。

2画目・3画目…線の濃さが均等になるように、文字を仕上げていく

残りの線も足していきます。

2画目、3画目はそれぞれ2回重ね塗りすることで、程よい色になりました。

基本の文字の書き方は以上です。

<コツ③:1画が長い文字は分割して書く>

ここからは少し応用編。1回の絵の具の量で書ける文字の長さは意外に短いので、「W」のように1画が長い文字は、途中で絵の具がかすれてしまいます。

1度目(失敗)

このまま2回・3回と重ねていくと、文字の始まりと終わりとで色の濃さに差がついてしまい、バランスが悪くなります。

2度目(更に失敗感…)

こういうときは、少し面倒ですが1文字を分割して書くのがオススメです。

「W」であれば、「V」を2回書くイメージで分割し、2画で書くようにします。

1画目を確実に仕上げてから、2画目にいきます。

2画に分けることで、色の濃さが均等になったのと、よりナチュラルな雰囲気が増しました。

なお、分割して書いた方がよい文字として「M」「N」も挙げておきます。

直線でできている文字は、直線ごとに分割する気持ちで書くと、うまくいきやすいですよ^^

少しのかすれ・ミスは後で修正できるので、思い切りよく書く

大胆な筆づかいで文字を書くと、部分的に絵の具がはみだしたり、筆が毛羽立ってかすれたりすることがあります。

こういう部分は、あとから竹串や綿棒で除去できるので、とにかく文字を書いている間は思い切りよく、文字を書くことに集中してみてください^^

次の線に移ったら、後戻りしないで!

1画目を書き、2画目を書き…やっぱり1画目が薄い気がして、1画目を書き足して…としたくなる気持ち、よく分かります(笑)

「1画目が薄かった気がしてきたぞ…」の例

ですが、基本的に次の線(画)に移ったら、前の工程に戻るのはやめておきましょう。

・2画目に1画目の線が重なって違和感になる

・無理矢理、線をつなげた感が出る

という失敗につながってしまうからです。

1画目の線が2画目の上に位置してしまうのは不自然
無理矢理つなげました感が出てしまった…

納得いくまで1画分完成させてから、次の線へ!と意識して絵付けしてみてください。

「O」「Q」「G」…跳ね上げる文字に苦戦!やっぱり分割で乗り切ろう

ここまで、AやWなど、直線で構成されている文字について説明しましたが、「O」や「Q」のように曲線でできている文字にも、コツが必要です。

まず普通に「O」を書こうとすると…

絵の具が足りず、かすれています。

2回目を重ねると、文字の始まりと終わりで色の濃さの違いが目立ってしまいますよね。

ここで、絵の具を補給して途中から書き足そうとすると、文字の途中、変な位置に液だまりができて、不自然になってしまいます。また、筆を下から上へ跳ね上げて書くことに難しさを感じると思います。

こうしたミスを防ぐために、やっぱり有効なのは文字の分割です。

本来の文字の書き方とは違いますが、「O」を2つの線に分けて、どちらも書き始めを同じ位置にします。

「O」1画目

そうすると、液だまりの位置が1箇所に集中するので見た目の違和感がなくなるのと、「上から下へ」筆を運んで書くので、単純に書きやすくなります。

あとは理想の濃さになるよう何度か絵の具を重ねて、文字を完成させましょう。

Oを計2画で書きました。

OのほかにQなども、同じ方法で書けます。

まとめ

文字を上手に書けるようになるには、練習が必要です。いきなり絵の具で書くのが難しければ、水彩絵の具を使って紙に書くところから練習すると、本番で緊張することなく書けると思います。

大胆な筆致のナチュラル書体は、上手に書けると独特の雰囲気が出て素敵です。ぜひ書き方をマスターして、絵付けレベルをアップしてくださいね!

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