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気負わず楽しむ、陶器絵付けの教室です。
2017-08-18

美しき州都【セビリア】

〜スペインブログを書いている今、スペイン・バルセロナでテロがありました。
大好きなバルセロナに、一日も早く平穏な日々が戻る事を祈っています〜

ブログをご覧下さってありがとうございます。
2012年のスペイン留学の思い出をたどりながら、
私がタイルアートとどう出会い、どう変化したのかを綴ります。
留学のみならず、海外へ出てみたいけど悩んでいる…そんな方の参考になれば幸いです。

アンダルシアの州都、セビリア

私の暮らしていたマラガは、空港の他にもバス交通網が充実していました。
バルセロナ以外の都市に行く時はほとんどバスを利用していて、
アンダルシアの州都、セビリア(セビージャ)に行く際もお世話になりました。
ちなみに…日本と同じ感覚で「観光都市だから、土日は多めに便が出てるだろう!」なんて
考えは通用せず(笑)、数時間に1本単位でしか運行していない為、スケジュールを組む際はご注意下さい!

歴史を感じる町並み

マラガが明るく開けたビーチなら、セビリアは歴史の重みを感じる重厚な街でした。


街の中心にそびえる大聖堂(中にはコロンブスの棺がおさめられています)


セビリアで一番高い塔、ヒラルダの塔から一望するセビリアの街


イスラム文化がふんだんにちりばめられたアルカサル(の天井w)


巨大なスペイン広場(スターウォーズの撮影にも使われたそうです)

マラガに比べると街の規模が数倍大きいので、飲食店もかなり充実しています。
ただそれだけ、マラガよりも治安の心配を肌で感じたというか、
カフェや公共の場で荷物から目を離すと危険なあの感じがします。
逆にマラガは拍子抜けする程安全な感じがするので、余計にギャップを感じました。

このあたりの護身術は皆さん当たり前にやってると思いますが、
置き引きなどに十分注意して下さいね。

私はあまりお酒を飲まないのと、コーヒーアレルギー持ちなので、
バル(スペイン人の朝〜夜までを支える、酒場 兼 喫茶店 兼 食事処)には
あまり1人では入らなかったのですが、ハシゴすると楽しそうなバルがたくさんありましたよ^^

やっぱりタイルばっかり撮ってた(笑)

アンダルシアの政治経済だけでなく文化の中心でもあるセビリア。
タイルマニアの私のデジカメには、風景よりもタイルの写真がたくさん入っていました(笑)


特にスペイン広場にはタイル装飾がふんだんに使われていて、
後学の為にと恐ろしい量のタイル写真を撮りまくる私。


(基本的に1人で出歩いていたので、気を遣う相手もいないからカメラ小僧と化しても平気w)

静を感じるセビリア

セビリアは州都であり観光都市でもあるので、めちゃくちゃ人が多いです。
でも私は何故か強く「静」を感じました。
古い石畳の道がそれを感じさせるのか、大聖堂の冷えた空気がそうさせるのか分からないのですが、
情緒とも哀愁ともいえない、独特の空気感(グラナダを訪れた時も感じた)。

スペイン人のノスタルジックな気持ちを理解するのに、1日観光ではとても足りなかったけれど、
今でもセビリアの空気を思い出すと心が焦がれる気持ちになります。
スペインに訪れる機会のある方は、ぜひ一度行ってみて頂きたいなぁと強く思います。

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