toggle
生活を彩るタイルアートの教室です。

Profile

山岡ルイ(タイルアート講師)

愛媛県出身・東京都武蔵野市在住
《略歴》
2005年:大学進学のため上京
2009年:大学卒業後、一般企業に就職
2010年:スペインタイルアートの教室でタイルアートに出会う
2012年:スペイン・マラガに短期留学、現地工房でタイル制作を行う
2017年:オリジナルタイルの販売開始/第一子出産
2019年:タイル教室・ワークショップ開催

タイルアートとの出会い

私が初めてタイルアートに出会ったのは2010年でした。
当時、会社と家の往復ばかりの生活で、これといった趣味もなかった私。
何か楽しみを見つけたいと、習い事探しのバイブルだった「ケイコとマナブ」(現在雑誌は廃刊)をパラパラとめくっていました。
ヨガ、英語、お花…様々なジャンルのお教室情報を見てもなかなかピンと来ず、ため息まじりに「クラフト系お教室」のページを眺めていると、
カラフルで陽気なデザインのスペインタイルが目に飛び込んできました。

見たことも聞いたこともなかった「スペインタイル」でしたが、
その写真の部分だけがキラキラと輝いて見え、そのとき私は思ったのです。

「生活をもっとカラフルにしたい…!」

“自分のため”に時間を使う

当時、ベンチャー企業に就職したばかりの私は、朝早くから夜遅くまで忙しく働く日々を送っていました。
そんな毎日も充実していたけれど、会社で精一杯働いたあと、家では泥のように眠るだけ。カラフルなタイルの写真を眺めていると、急に自分の生活が色あせて見えたのです。
「会社の顔」「家の顔」以外に別の顔を欲しい!と思って始めたのが「タイルアートを楽しむ顔」でした。

生まれて初めて作ったスペインタイルの鍋敷き

教室に通い始めてからも、相変わらず24時間のほとんどを仕事に使う毎日だったけれど、月に数時間でもタイルアートに触れることが、“自分のため”に時間を使っているんだという実感が、私にとってかけがえのない大切なものになっていきました。

“私”でいることは罪じゃない

タイルアートにのめり込んだあと、スペインへの短期留学も果たし、ゆくゆくはタイルを仕事にしていきたいと思っていました。しかし、しばらくは仕事・結婚・妊娠・出産・育児といったライフイベント中心の生活でした。

そんな中、私には役割疲れを起こした経験があります。
それが「育児」です。
可愛い我が子が産まれてきてくれたことは大きな喜びに違いありません。しかし、育児に対して大きなプレッシャーを感じていた私は、良き母・良き妻であることばかりを目指していて、気持ちに全く余裕がありませんでした。
しかも、完璧な母・完璧な妻にはいつまでもなれないばかりか(今もです笑)、
余裕のなさから家庭の雰囲気を悪くしてしまったり、育児で失敗してしまったりと、やる気が空回りしていたように思います。

心のどこかで「もう一度タイルに没頭したいな」と思っているのに、「私はお母さん(奥さん)なんだから、自分の楽しみを優先させてはダメ!」と気持ちを押し殺していました。
・子連れでお教室には行けないし
・私個人の楽しみにお金を使うのは申し訳ないし
・仕事してないのに趣味なんて持てないし
色々な理由をくっつけて、自分を追い込んでいたのです。

そういう方、たくさんいらっしゃいませんか?

結局、色々な選択肢を考えてたどり着いた方法により、私はまたタイルアートに取り組む時間を得ることができました。
(それがいま、ワークショップなどでお伝えしているpebeo(ペベオ)という陶器用絵の具を使った方法です)

家庭で簡単に焼き付けができる陶器用絵の具「ペベオ」

私の場合はタイルアートだったけれど、誰にでも、ただの自分に戻って自分時間を楽しむことができるものがあると思うのです。
スポーツだったり、旅行だったり、読書だったり、お茶を飲む時間だったり…。

もしそういうものがまだ無くて、でも何かにチャレンジしてみたい気持ちがずっとあって、ものづくりが好きという方。
仕事が忙しかったり、お子さんが小さくてなかなか身動きがとれないという方。
そういう方に、タイルアートを通じて、自分時間を楽しむことや、自分を表現することの尊さを伝えたいと思っています。

会社員でも、妻でも、母でも、“私”でいることを諦めなくていい!
生活の中で、ほんのちょっとの時間だけでも切り取って、自分に戻る時間を一緒に楽しめましたら嬉しいです。